この記事の読者は東大の新入生が多いと思うが、君たちの中でもし東大生協でパソコンを購入しようとしている学生がいるとしたら、本当にお勧めしないので買わない方がいい。
毎年、天下の東大に入学が決まり浮かれた気分の中、生協に勧められるがままパソコンを購入してしまう情報弱者の哀れな学生が後を絶たない。
結論から言うと、生協で勧められるパソコンは値段が異常に高い割にスペックが微妙なものが多いので、買わないのが吉だ。
新入生は、生協PCではなく、記事の後段で紹介する今年発売されたばかりのM1チップ搭載Macbook Airを購入するのが無難だろう。
以下、筆者の失敗談も踏まえて詳しく解説していく。
生協で勧められるパソコンを買わない方がいい理由
ネットで「生協 パソコン クチコミ」と検索してもらえれば分かるが、生協のパソコンはとにかく評判が悪い。
ガジェットオタクの多いTwitterでも生協パソコンは常にネタにされているくらいだ。
M1 MBA、生協PCの値段で2台買えるの草なんだよな
— ジ ェ ン ツ ー🐧 (@Gentoo_64) December 9, 2020
理系大学なんでパソコン買わされるのですが生協で買ったら負けだと思ってます
— マシン@12/6 MAC TECH 開設 (@i1MAC) December 9, 2020
生協のパソコンがボロクソに叩かれてしまう理由は主に以下の3点だろう。
動産保険が手厚過ぎて無駄に高くなってる
生協のパソコンが叩かれる理由の一つに「法外な高さ」があるのだが、これの原因となっているのが手厚すぎる動産保険だろう。大体どこの大学生協も4年間の保険がついている。
確かに、大学生なりたての学生の中にはパソコンに不慣れな人が一定数いるので、パソコンに動産保険がついているのはありがたい気がする。
しかし、実際はどうかというと、現在市場に出回っているパソコンはそんな簡単に壊れないので、4年も保険がいらないのが現状だ。
残念ながら生協パソコンを買ってしまった筆者も、何不自由なく5年以上使えているし、周りを見ていてもほとんどの学生が大事にパソコンを使えている。
このように、生協は現実的に考えて必要性の低い高額な動産保険をパソコンにデフォルトで付けているので、値段が異常に高くなってしまうのだ。
これが生協のパソコンが「高い」と叩かれる理由の1つである。
そもそも生協の仲介を通しているので高い
大前提として、本来パソコンはAppleストアや家電量販店で直接購入できることを知っておこう。それなのに、生協がわざわざ仲介して販売しているのはどうしてだろうか?
答えは簡単で、単純に儲かるから。
生協側が販売するパソコンに仲介料を上乗せして情報弱者の新入生に売りつければ差額分は利益になる。大学とチャネルをもつ生協の強みが新学期に活かされるわけだ!
このことを考えると、自ずとパソコンが高くなるのも当然だろう。
パソコンのスペックが低い場合が多い
生協のパソコンが「高い割にゴミ」と言われる3つ目の理由として、動産保険を付けられるパソコンが限られておりそれ故にスペックも低くなりがちだからというのが挙げられる
まず、上でも説明したが、大学生協は学生生活に支障が出ないように、4年間の動産保険付きPCを販売しなければならない。しかし、現実的な話をすると、持ち歩きできるパソコンで4年間も保証がつくものは数えるほどしかないのだ。
生協側はその中から価格面などを考慮して実際に販売するパソコンを決める。悠長にスペックを選んでいる余裕がないことは容易に理解できるだろう。
これが、生協の販売棚に低スペックの割に高額なパソコンばかりが並んでしまう理由である。
以上3つの理由から、筆者は東大新入生が生協パソコンを購入することを全力でおすすめしない。代わりに、以下で紹介する新型Macbook Airを購入することを激推しする。
現役東大生がおすすめするパソコンはこれ一択
現役東大生におすすめなのが、こちらM1チップ搭載の新型Macbook Airだ。
なぜ、数あるパソコンの中でもAppleの新型Macbook Airをおすすめするのかと言うと、それには3つ理由がある。
東大がMacを使うから
理由1つ目は、単純に東大がmacを使うから。
情報の授業で教室にいけばわかると思うが、東大は全てのパソコンをiMacで統一している。図書館のパソコンもそうだ。
そのため、わざわざ他のメーカーのパソコンを選ぶ必要はなくふつうにMacbookを選んでおけばいいと思う。
iPhoneと相性がいい
iPhoneを使っている体で話して申し訳ないが、同じApple製品なのでMacとiPhoneは相性が抜群だ。
ガジェットブログではないのでここでは説明しないが、Apple製品で統一するとAirdropやコピペ、タブ同期など様々なことができる。生産性が爆上がりするので、繰り返しになるが他のメーカーに特にこだわりがないのならばMacにしておくのがよいだろう。
Apple製品で統一するメリットはこちらのブロガーさんがわかりやすくまとめてくれているので、興味があるなら見てみよう。
M1チップ搭載の新型Macは別次元レベルで性能がいい
冒頭から「M1チップ、M1チップ」とよくわからない単語を連発してしまい申し訳ないが、特に意味は理解しなくていい。とにかくすごいMacbookが誕生したのだということがわかっていれば大丈夫だ。
とはいえ、おすすめする以上は全く説明しないのもよくないので、超簡単に、パソコン業界で何が起きたか説明させてもらう。
Appleは従来のMacbookにIntelという仕組み(理解しなくていい)を使っていたのだが、今回新たにM1チップというARMベースの仕組み(これも理解しなくていい)を導入することで、爆発的に性能を上げることに成功した。
M1チップ搭載でどれくらい性能が爆上げしたかというと、従来一番性能がいいとされていたMacbook Pro(Airよりもずっしり重く性能もいい。クリエイター向け)と同レベルもしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮できるくらいに進化したと言うのだ。
それだけではない。なんと今回のMacbook Airはファンレスといってパソコン内部にファン(=扇風機)がない(たしかProはファン搭載)のだ。
従来のMacbookはProでも動画書き出し等の重い作業をするとブワーとファンが作動したのだが、今回の新型Macは(よほど重い作業をしない限り)一切発熱せずファンも回らないのでむちゃくちゃ静か。
さらにさらに、今回のM1搭載型の登場でパソコン初心者にとって嬉しいのが、カスタマイズについて悩まなくてよくなったということだろう。
どういうことかというと、例えば、上の写真にある筆者が買ったMacbook Proはメモリやストレージ、ケーブル差込口を増やすためにだいたい5,6万かけてカスタマイズしたのだが、今回の新型は一番安いモデルでも十分すぎるスペックなのでカスタマイズが不要だということだ。
今までは特別なカスタマイズをするために、わざわざapple公式サイトに行ってぽちぽちしてオンライン注文する必要があったのだが、それが不要になったのだ。アマゾンなどで売られている最安モデルを買えば済むようになった。これは消費者としては楽で嬉しいことだ。
まとめ
簡単にまとめると、パソコンにこだわりがないなら黙って新型Macbook Air買え!
あ、そうだ。買った後は、東大生ならTOEIC対策に無駄な時間かけるよりもプログラミングちゃちゃっと習得するのがいいよ。
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