勉強がはかどる上手な仮眠の取り方を東大生が紹介

学生
日中眠い時って我慢して寝た方がいい?

 

管理人
眠い時はいさぎよく仮眠とった方が集中できますよ

 

勉強中の睡魔との戦いは誰でも経験したことがあるはずですが、そんな時に仮眠を取るか我慢して寝るか悩んだことはありませんか?

 

結論から言いますと、上手に仮眠を取ることができれば、我慢して勉強するよりも高いパフォーマンスを発揮することができます

 

この記事では、100人以上の東大生にインタビュー経験のある現役東大生ライターの筆者が、自身の経験も踏まえながら上手に仮眠をとって勉強に集中する方法を紹介していこうと思います。

 

■この記事の信頼性
・現役東大生ライターが執筆
・受験生時代に眠い時は毎回仮眠をとっていた
・東大首席など100人以上の東大生にインタビュー経験あり

 

勉強における仮眠の効果とは?

ここでは、上手な仮眠の取り方を解説する前に、まず眠い時の勉強における適切な仮眠の効果について解説していこうと思います。

 

仮眠は適切に取れば、以下の3つの効果が期待できます。

眠気・疲労感が解消する

勉強中に眠くなった時に仮眠を取ると、当然ですが眠気と疲労感が解消します

 

授業中や自習中に眠くなった時、我慢しようとしても大抵の場合はうとうとして謎の筆跡を描いてしまいます。

 

管理人
筆者は睡眠平行線と呼んでました。

 

勉強中にうとうとしても眠気は解消せず、むしろもっと眠たくなってしまいます。(筆者は今までの人生でうとうと状態から自然に目が覚めた経験は1回もありません。)

 

しかし、勉強していて眠いと感じた時にすぐ仮眠を取ることによって、起きた時に眠気と疲労感はびっくりするほど解消されます。適切な仮眠を取ることによって、数十分しか寝てないのに数時間分寝たくらいにスッキリする効果があるのです。

 

理解力や集中力が上がる

勉強中眠くなった時にすぐ仮眠を取ることによって、そうでない場合に比べて判断力や理解力それに集中力も向上することがわかっています

 

1995年から続けられているNASAの実験によると、昼に20分程度仮眠を取ることによって認知能力が約35%、注意力が約55%近く向上したそうです。

 

また、別の実験によると、昼の適切な仮眠は夜の長時間睡眠よりも3倍近くの効果があるとも言われています。

 

管理人
このように、勉強中に眠くなった時は無理に抗おうとするのではなく、自然の摂理に沿っていさぎよく仮眠をとった方がその後の勉強の理解度や集中力を高めることになるのです。

勉強効率が改善する

眠い時に仮眠を取ると、勉強の効率が改善して、うとうとしながら勉強するときよりも結果的に短い時間で効率よく学習することができます

 

管理人
考えてみてください。

 

うとうとしながら60分近く何も頭に入ってこない状態で起きてるときの勉強効率(A)と20分寝てスッキリした状態で取り掛かる勉強効率(B)があったときに、AとBではどちらの方が結果的に効率が高いと言えるでしょうか。

 

答えは断然Bでしょう。

 

上でも触れましたが、勉強中に一度でもうとうとし始めると、仮眠を取るなどしてその睡魔をどうにかしない限り、自然に眠気が覚めるなんてことは滅多に起きません。仮眠を取らないと大抵の場合は1時間からひどい場合だと3時間近く溶かしてしまいます

 

しかし、たった20分だけ勉強を中断して仮眠を取ることでそうでない場合よりも遥かに効率的に勉強の進捗を生むことができます。

 

以上が勉強中に眠い時に仮眠を取ると期待できる効果でした。

 

管理人
以下では実際に仮眠を取る際のおすすめ方法を紹介していきます。

 

勉強がはかどる上手な仮眠の取り方とは?

勉強していて眠くなった時、ただ仮眠をとっても、そのまま寝続けてしまったり目覚め後スッキリしないなど、高い効果が期待できません。

 

管理人
仮眠の取り方にはいくつかコツがあるのです。

 

ここでは、東大生のインタビュー結果や筆者自身の経験、科学的研究結果から分かった適切な仮眠の取り方について解説していきます。

ベッドではなく勉強机で仮眠を取る

勉強がはかどる上手な仮眠の取り方1つ目のコツは、あえて勉強机で座ったまま仮眠を取るということです。

 

読者の中には勉強中眠くなった時にベッドに行って仮眠を取る方がいるかもしれませんが、あまりオススメしません。

 

その理由はわざわざ説明するまでもなく、ガチで寝込んでしまうからです。

 

したがって、仮眠を取るレベルの睡眠は机に突っ伏して寝ることをオススメしておきます。

 

管理人
ちなみに、勉強机に突っ伏して仮眠を取ることで、いい感じに交感神経が刺激されて深い眠りに落ちないようになっているということが科学的にも証明されているらしいです。

 

勉強中の仮眠時間が20分がベスト

勉強がはかどる上手な仮眠の取り方2つ目は、20分きっちり時間を測って仮眠を取ることです。

 

大前提として、タイマーをセットしておかないとそのまま寝続けてしまう恐れがあるので、絶対に時間を決めて仮眠をとりましょう。

 

そして、仮眠を取る際の時間は20分です。これは、上で紹介したNASAの実験を参考にしたのもありますが、30分は寝過ぎで10分は短過ぎなので間をとって20分というふうに決めました。

 

筆者も受験生時代は勉強中に眠くなった時はスマホでアラームを設定して20分で起きるようにしていましたが、本当にスッキリします。20分しか寝てないのに体感的には6時間くらい寝た感じなので20分という目安はちょうどいいと思います。

 

仮眠を取る前にカフェインを摂取する

勉強がはかどる上手な仮眠の取り方3つ目は、仮眠をとった後ではなく前にコーヒーなどを飲んでおくことです。

 

学生
え、仮眠前に飲んだら寝れなくない?

 

と思うかもしれませんが、実はカフェインを摂取してから実際に覚醒効果が出るまで30分のラグがあることがわかっています。

 

管理人
皆さんも「コーヒーを飲んだのにすぐに眠気が覚めない」という経験はありませんか?

 

上手に仮眠を取るためには、机に突っ伏す前にカフェインを摂取しておくことでスッキリ目覚めることができるのです。

 

ちなみにコーヒー飲めないという人やカフェイン飲むと心臓がバグるという方はお茶を飲むことをオススメします。

 

勉強中に仮眠して起きれない時の対処法は?

基本的には上記の方法を実践していれば、仮眠からスッキリと目覚めて勉強に集中できるはずですが、それでも起きれないという方も偶にいます。

 

管理人
人によっては爆睡してしまってアラーム音が全く聞こえかったりしますからね。あと授業中はアラームつけるわけにもいきません。

 

まず自宅の場合は強力なアラームを買うのが良いでしょう。朝の寝坊対策にもなります。筆者の中高時代の寝坊常習犯の友達が下のアラームを買ってから寝坊がピタっと止んだのでオススメしておきます!

 

 

また他には家族や周りの席の学生に「20分後に起きなかったら叩き起こして」とお願いするのがオススメです。

 

人は頼まれると協力してしまうものなので(特に日本人は断るのが下手)ふつうに叩き起こしてくれます。

 

また、これは中高生必見なのですが、隣の席に気になる子がいる場合は仮眠を機に接点を作ることもできます!

 

勉強中と仮眠に関してよくある質問

勉強中の仮眠に関しては基本的に以上となります。

 

ここでは最後に、勉強中の仮眠についてよくある質問にQ&A形式で回答していきたいと思います。

帰宅後に仮眠してから勉強するのはオススメですか?

帰宅中眠い場合は、帰宅してから(休憩時間も含めて)30分ほど仮眠を取るのはアリだと思います。

 

ただ、帰宅中に電車やバスで寝る時間があると思うので、時間を有効活用するためにもそこで仮眠しておくのが理想です。

 

それでも眠いという場合は仕方ありません。

 

夜に勉強していて眠い時は仮眠せずにそのまま就寝すべきですか?

はい。筆者は10時以降眠かったらすぐに寝て翌朝早起きして勉強していました。

 

とにかく眠い時は寝るというのを心がけていましたね。

勉強中の仮眠でオススメの姿勢とかありますか?

授業中や自宅学習の際は机に突っ伏す姿勢で仮眠をとっていましたが、どちらかというと筆者は片方の腕を伸ばしてそこに頭を置き横を見る姿勢で仮眠をとっていました。

 

光はシャットアウトできませんが、眠い時は正直光とかどうでもいいくらい眠いですし、逆に起きる時に教室の照明で目を覚ますことがあるのでオススメです。

 

また、自習室で誰もいない時は椅子を並べて簡易ベッドを作って横になっていました。科学的にはよくありませんが、たまにはアリだと思います(めちゃくちゃ懐かしい)

 

勉強中の仮眠用に枕を用意するのはどうですか?

枕は甘えです。学生なら教科書!数学好きならFocusGoldを枕にましょう。

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