代ゼミ東大模試「東大入試プレ」とは?受けるべきか正直に語ります

学生
代ゼミの東大模試って受けた方がいいの?受けてる人少ないんだけど…

 

管理人
現役東大生がそれも含めて網羅的に解説してくれるよ

 

東大受験を考えている受験生ならほとんどの人が受ける東大模試。多くの方は駿台や河合塾の東大実戦模試や東大オープンを受けることと思います。

 

では、代ゼミ主催の「東大入試プレ」は受けるべきでしょうか?今回は現役東大生の筆者が代ゼミの東大模試について網羅的に解説したいと思います。

 

4大東大模試の比較記事が読みたい方はこちらの記事がおすすめです!

 

■この記事の信頼性
・現役東大生ライターが執筆
・高校時代は複数の東大模試を受験していた
・東大首席など100人以上の東大生にインタビュー経験あり

代ゼミの東大模試「東大入試プレ」とは?

最初に代ゼミの東大模試である「東大入試プレ」について知らない方もいるかもしれないので簡単に特徴を解説します。

 

東大入試プレとは、準大手予備校の代々木ゼミナールが主催している東大模試です。数ある東大模試の中における立ち位置としては駿台の東大実戦模試・河合塾の東大オープン模試に次ぐサブ的な立ち位置です。東進の東大本番レベル模試と同格とも言えるでしょう。

 

ここでは代ゼミの東大入試の特徴に関して以下の要素に細かく分解して解説していきたいと思います。

試験日程

代ゼミの東大模試の日程は例年7月17・18日と11月20・21日に開催されます。

 

他の東大模試と同様に計2回実施されることがわかります。

試験会場

代ゼミの東大模試は他社と同じで基本的には代ゼミ校舎で実施されます。

 

場所によっては外部の会場を借りて行われる場合もあるでしょう。

受験者数

ここから先は受験生が気になる本質情報となってきます。

 

代ゼミ東大模試の受験者数は4,000人前後となります。

 

駿台や河合塾の東大模試の受験者数が10,000人前後であることを考えるとかなり少ないことがお分かりいただけるかと思います。

 

難易度・レベル

代ゼミ東大模試の難易度・レベルは比較的易しめであると思います。

 

東大模試の中で難易度が高いと言われている駿台の東大実戦模試に比べると解きやすい問題が多いのではないでしょうか。

問題や採点の質

他社模試と比べて難易度が低めな代ゼミ東大模試の問題の質は極めて本番に近いです。つまり良好と言えます。

 

駿台や河合塾は問題作成者のこだわりやクセが問題や解説から見てとれますが、代ゼミの東大模試は本番を忠実に再現していることがわかります。

 

管理人
また、問題だけではなく紙質も良いです。

 

数学の回答用紙が両面印刷になっており、他の科目の回答用紙も本番に近い紙質の用紙をつかっています。

 

採点の質に関しては特筆すべきことはなく、ふつうだと思います。

 

判定の出やすさ

受験者数が他社模試よりも大幅に少ない代ゼミの東大模試。

 

良い判定が出やすいかと思いきやA判定の基準は結構高いらしく判定は基本的に悪いと思っておいた方がいいです。

 

管理人
東大模試の判定に関してはこちらの記事で網羅的に解説しています↓

 

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代ゼミの東大模試を受けるメリット・デメリットは?

上では、代ゼミ東大模試の基本情報を確認してきました。

 

ここでは代ゼミ東大模試を受験するメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。

 

代ゼミ東大模試を受けるメリット

代ゼミの東大入試プレを受けるメリットは、上で軽く触れたように東大入試本番に違い難易度・質の問題を解けることでしょう。

 

模試とはその名の通り「模擬試験」です。模試は本来その大学の入試に限りなく近い形式・質の出題をすべきです。

 

駿台や河合塾だと(各予備校のプライドなのか)どうしても難易度が高くなってしまい、東大入試よりも点が出にくくなってしまいます。

 

管理人
事実、筆者を含め、東大入試本番で初記録の点数を取得したという受験生が結構多いです。

 

代ゼミの東大模試はそういった観点から入試本番に近い体験を得られるメリットがあると言えそうです。

 

代ゼミ東大模試を受けるデメリット

一方、代ゼミの東大模試を受けるデメリットはなんと言ってもやはり受験者数の少なさでしょう。

 

模試の価値は問題の質もそうですが、一番は母集団ではないでしょうか?

 

模試といえど商品ですから問題の質が担保されていることは最低限の条件です。ではどこが重要なポイントかというと、それは母集団つまり受験者数と言えます。

 

駿台や河合塾の東大模試の受験者数は実際の東大受験者数とほぼ同じです。したがって、その模試で出た判定や順位といった成績は信頼性が比較的高いと言えます。

 

しかし、受験者数が少ない代ゼミの東大入試プレはそういった観点から成績があまりあてにならないと言わざるを得ません

 

管理人
ちなみに筆者はこの観点から代ゼミの東大模試は受けていませんでした

 

代ゼミの東大模試は受ける必要あるのか?

以上を踏まえて、代ゼミの東大模試を受ける必要があるのかどうか考えていこうと思います。

 

結論からいうと、代ゼミの東大入試プレは別に受けなくても問題ないかと筆者は個人的に考えます。

 

その理由は、デメリットとして挙げた「受験者数が少ないこと」が大きいからです。

 

繰り返しますが模試の価値は、問題の質は大前提で、価値のほとんどは母集団の質によって決まると思っています。この点で受験者数が実際の東大受験者数の半分にも満たない代ゼミの東大模試を高い金額を払って受ける必要はないかと思います。

 

ただ、先ほども述べたように、人によって模試に求めることが違ってきますので、東大入試本番に近い環境を体験したいのであれば代ゼミの東大入試プレを受験するのは非常におすすめです。

 

一方、そうではなく他の受験生の中での自分の立ち位置を知りたいだけであればわざわざ代ゼミ東大模試をうけるよりも、その時間を復習に充てて駿台や河合塾の東大模試対策をした方が有意義ではないでしょうか。

 

代ゼミ東大模試の過去問が欲しいんだけど入手方法は?

東大模試の過去問に関してはこちらの記事にまとめています。

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まとめ

いかがでしたか?

 

代ゼミの東大入試プレについてや受けるべきか否かについてお分かり頂けたかと思います。

 

代ゼミ東大模試の特徴を簡単にまとめると、

・日程は7月と早め
・本番に近い問題の難易度や質
・受験者数は他模試の半分くらい
・志望校の判定結果は厳しめ

でしたね。

 

 

また、代ゼミ東大模試の受験をおすすめする学生は以下の方です。

・東大入試本番に近い体験をしたい人
・判定が厳しめの模試の方がやる気が出る人
・両面刷りの回答用紙で快適に受験したい人

 

この記事が代ゼミ東大模試を受験しようか考えている人のお役に立てればと祈っております。

 

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