みきひこ
東京大学文学部英文学科の3年生。人生をビリヤードに捧げる。ひとつのことを極めたい職人タイプで、そのためなら人間関係、生活習慣など全てをそれに合わせてしまう。アマチュアの日本代表をかけた決勝戦にまで進んでしまった実力の持ち主。将来ビリヤードのプロテストを受験する予定。
[名前] みきひこ[タイプ] ピストンタイプ[学部・学科] 文学部・英文学科[部活・サークル] ビリヤードサークル[二外] 中国語[特徴]・集中力が半端ない
←自称ADHDの裏の能力。1日Youtube を20時間見続けられる。
・マルチタスクが極端に苦手
←飯を食いながら話すことができない。単位をボロボロ落とす。
・ビリヤード東日本大会準優勝
←なぜ東大に入った?
「ホンキ、出してる?」
恋愛、部活、遊び、、、いつからか人生何事にも「負ける」のが当たり前になってて「勝つ」ってことに慣れてなかったんだよね。そのチャンスが来ると手足が震えてしまって目の前が真っ暗になる…
そんな”負け組”の俺は大チャンス&大ピンチを迎えていた。全国大会出場がかかった地区リーグ決勝戦。俺は5番手で、2勝2敗で出番が回って来た。これに勝てたら全国の切符をゲットできるけど、逆に負けたら終わり。そんなヤバい状況。今までの自分だったらプレッシャーに押しつぶされて確実に負けてたけど、あの日の俺はどこか違っていた。
「チームメイトのみんな、この日に向けて寝る時間を削って必死に練習して来たんだ。負けたら全国大会に出られない?そんなの絶対に嫌だ、絶対に勝ってやる。」
そう強く念じた時、世界が変わった。熱くなってくる体。全身に血が流れる感覚。今までみて来たものは嘘なんじゃないか、と思うほどにクリアな視界。もう怖いものなんてなかった。
勝ちが決まって、チームメイトたちが駆け寄って来てくれた瞬間、分かったんだ、俺は人生に命を燃やせていなかったんだって。頑張っているフリをしていただけだったんだって。
これを見ているみんなにも伝えたい。君が思っているホンキって、本当のホンキじゃないよ。
さあ、一歩前に踏み出して見て。
[ad]イディオム
繰り返しが重要
めぐたんに引き続き、突然だけど下の5個のイディオムを30秒で暗記してみて。
1 fall off:減少する 2 give off:を発する 3 go off:立ち去る 4 put off:を延期する 5 take off:離陸する
これらを覚えるにはどうしたらいいか?ある人は書いて練習するかもしれない。ある人はただ眺めるだけかもしれない。
正直覚えられるなら何でもいい。人によって合う合わないの勉強法があると思う。ここではある事実とデータだけ示しておこう。
人間の記憶に関する「エビングハウスの忘却曲線」というのをご存知だろうか?彼はドイツの心理学者で、人間の脳の忘れる仕組みをわかりやすい曲線で示した人。彼の実験によると、ヒトは何か新しいことを学んだあと20分でその42%を忘却し、1時間後には56%を、1日後には74%を忘却してしまうらしい。これは科学的に信憑性が高いとされている。
実際、昨日の朝食に何を食べたか覚えている人はどれくらいいるだろうか?かなり怪しい人もいるのでは?朝食ごときでこのようじゃ、英単語や英熟語などはもっと覚えられないよね。give offはどういう意味?ほら、びっくりした?意外に危ないでしょ。
人間だから忘れるのはしょうがない。テレビに出ているような1回みただけで暗記してしまう天才なんて本当に数人しかいないんだよ。忘れてしまう自分を責めてはいけない。じゃあどうすればいいか?簡単。繰り返して勉強すればいい。たまに1日で単語を100個くらい覚えようとする人がいるけど、それは効率が悪いし、覚えたとしても一夜漬けみたいに短期記憶となってすぐに忘れてしまう運命。イディオムみたいに似たような表現があるのはもっと太刀打ちできない。
それよりかは1日に英単語・イディオムにかける時間は本当に15~20分くらいにしておいて、それを数日に分けて繰り返しやる方がはるかに定着するよ。どの東大生に聞いてもそういう勉強をしていたという回答が返ってくる。特に俺とかは集中力ない人だからこの勉強法にむしろ救われてたかな。
そして、人間は自分を過信する傾向にあるから「おれは全く覚えてない」くらいの気持ちで暗記に臨んだ方がいいよ。どういうことかというと、イディオムを完全に覚えたと思ったら自分で隠してテストしてみるといいってこと!意外に間違えるから。
絶えず自分に言い聞かせて。「おれ、ホンキだしてる?」って。