東大文系の新入生が入学後真っ先にやるべきこと3つ

「東大に入ればあとは安泰」「天下の東大だから就活も余裕だよね?」そんなふうに考えている文科類の新入生はいないだろうか?

 

結論から言うと、東大文系は入学後何もしなければプライドだけやたら高い無能人間となってしまう傾向にある。筆者の周りの東大生にもそんな文系東大生が一定数いる。中には就活に大失敗して精神を患ってしまうパターンもあるくらいだ(割と多い)。

 

管理人
冗談じゃなくてこれが現実

 

そうならないためにも、入学後からスタートダッシュを決めて周りのライバルと差をつける必要があるのだ。

 

以下では、東大に休学期間含め5年以上在籍している筆者が、自身の経験と周りの東大生の現状を踏まえながら、入学後どのように行動してどういうスキルを身につければ市場価値の高い文系人材になれるかを解説していく。

 

1個人の意見と思わずにぜひ謙虚な姿勢で聞いて欲しい。それでは解説していこう。

①効率的に稼ぐために教育バイトを始める

まず、絶対に意識しておいてほしいことがある。

 

それは、大学時代はあっという間に終わるということだ。4年あるのでたっぷり時間があるように思えるが、本当に光の如く時間が過ぎ去っていく。

 

管理人
これは全ての大学生が口を揃えて言うことだ

 

そのため、東大生は自分の市場価値を高める時間を捻出するためにも、アルバイトで効率よく稼ぐ必要がある

 

東大生の中には1年生のころの筆者のように、「社会勉強だ」とかいってコンビニバイトや居酒屋バイト、カフェバイトのような低賃金アルバイトを始める学生が少なくないのだが、経験者から一言いわせてもらう。

 

あれは完全な自己満で時間を浪費するだけだからやめておいた方がいい

 

低賃金バイトを通して学んだことは「嗚呼、こうして貧困の連鎖が続いていくんだな」ということだ。この続きの話はまた別の記事に書こうと思うので今回はここら辺にしておく。

 

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とにかく、東大生にとって時間はむっっっっちゃくちゃ貴重のものという認識を忘れないでいて欲しい。そのため、アルバイトは高時給の教育系バイトでシフトを固めることを本気でおすすめする

 

もっと有益な情報を提供すると、集団塾の塾講師はむちゃくちゃブラックで「やりがい搾取」だから手を出さない方がいい。授業の準備時間を考慮するとコンビニバイトなどの低賃金アルバイトと実質時給が変わらない。

 

管理人
経験者は語る…

 

したがって、東大生は高時給で比較的ホワイトな環境が多い個別指導塾や交渉次第で時給4,000円以上が可能な家庭教師バイトに専念するのが良さそうだ。あとは採点・添削バイトもかなり稼げるらしいのでオススメ!

 

Point・市場価値を高めるためには時間が必要
・そのためには教育バイトで効率的に稼ごう
・低賃金アルバイトには手を出さない

 

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②プログラミング学習を始める

まず大前提としてパソコンを買おう。レポート課題や卒論を書かなければいけない大学生には必須アイテムだ。

 

東大新入生がパソコン購入の際に気をつけるべきことやプログラミング経験者の筆者がオススメするPCの情報はこちらの記事に書いてあるので絶対に読んで欲しい。

 

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(以下、パソコンを持っているという前提で話を進めていく)

 

プログラミングってやっておいた方がいいのかな?」こんなことを漠然と考えている大学生が多い。

 

結論から言うと、やっておいた方がいいどころの話ではなくて「英語勉強するのと同じレベルで習得が必須なもの」という認識を持っておくべきだ。

 

断言するが、これからの時代は、誰でも簡単なホームページ1つくらいちゃちゃっと作れるようにならなければ「使えない人材」になってしまう。その理由は、これからの小学生がばりばり幼少期からプログラミングの勉強をして育ってくるからだ。

 

上でも軽く述べたが、今まで声高に叫ばれていた英語教育の必要性がそのままプログラミング学習に置き換わっただけのことと考えて欲しい

 

こういうと入学早々に心配する新入生がいるかもしれないが、安心して欲しい。

 

東大に入れるだけの力があれば2ヶ月程度で誰でもホームページ制作くらいできるようになる。本当だ。筆者が約束しよう。

 

管理人
できなかったら連絡をくれ。パンケーキを奢る…

 

プログラミングの具体的な学習方法なのだが、独学で習得した筆者からあらかじめ言っておきたいことがある。

 

それは、独学はきついからやめておけということだ。スクールに通うことを全力でおすすめする。

 

しかし、ググってもらえればわかるのだが、YouTube広告で流れてくるTech Academyのようなスクールは通うのに数十万円かかる。これは高すぎだ。

 

大学新学期はただでさえいろいろお金がかかるのに、プログラミングスクールに数十万もかけるのは悪手。

 

そこでお勧めしたいのが月額たったの9,800円で複数の重要プログラミング言語が学び放題のフリークス

 

 

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フリークスはプログラミングで挫折しないように24時間対応のチャットサービスがあったり定期的な勉強会、それに加えてエンジニア転職サポートなども充実しているコスパ最強のプログラミングスクールだ。

 

管理人
独学始める前に知ってたら間違いなく通っていたのに

フリークスに関して徹底的に解説した記事がこちらにあるので、まずは下の記事を読み終わってから残りのやること3つを読み進めて欲しい。

 

 

③第二外国語を極める

東大の文系新入生に入学後すぐに取り組んで欲しいのが第二外国語のマスターだ(資格取れるとなおよい)。

 

説明しなくてもわかると思うが、第二外国語とは大学で英語以外に学ぶ必修外国語のことだ。東大だったら韓国語・中国語・フランス語・イタリア語などがある。(以下「二外」と呼ぶ)

 

東大で二外として選択できる言語の種類やおすすめ言語などの情報は、こちらの記事に書いてあるのでじっくり読んで決めて欲しい。下ではどれか1つの言語が決まっている体で話していく。

 

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新入生が二外を完璧に習得すべき理由は以下の3つだ。

 

東大の進振りで有利

ご存知のように東大は最初の2年間は全員「前期教養学部」に区分されており、特定の専攻をもたない。2年生の途中にやってくる「進学振り分け」を経て、(1年半の)成績上位者から順に希望の学部に進学することができる

 

詳しくはこちらの記事に書いてあるので、知らない人は必ずみてほしい。毎年進振り制度を知らずに「大後悔時代」の荒波に乗ってしまう東大生が後を絶たないからだ。

 

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進振りを意識して、合格が決まってから本格的に授業が始まるまでに独学で二外を勉強しておけば、小テストや中間・期末試験で他の東大生と大きく差をつけることが可能。

 

なぜ二外でスタートダッシュを決めると差をつけることができるかというと、ほとんどの東大生は大学生活が始まるとサークル活動・新歓&アルバイトで多忙を極め、当初持っていた二外への熱意を忘れいつの間にか勉強が疎かになってしまうからだ。単位をギリギリ回収できるかどうか怪しいという学生も少なくない。

 

管理人
東大生あるあるネタの1つだね

 

これを避けるためにも、そしてこの現象をうまく利用して進振りに有利になるためにも、授業が本格的に始まる前に二外の勉強に着手した方がいいと筆者は思っている。

 

ちなみにこの方法で筆者は優以上の成績をキープできた。二外の点数は進振りでも貢献してくれたぞ。

就活の際に強烈な差別化要素になる

東大文系の新入生に第二外国語を極めることをおすすめする2つ目の理由は、英語ができる学生が腐る程いる中で、第二外国語まで扱える学生があまりおらず就活などの採用面において強烈な差別化要素となるからだ。

 

すこし考えてみればわかるだろう。TOEICスコア900点を保有している東大生とTOEICスコア800点+中国語検定2級を保有している東大生だったらどちらの方が市場価値が高いか?

 

TOEICのスコアだけ見ると前者の方が使える気がするが、総合的にみると後者の方がはるかにスペックが高い。900点と800点はあまり変わらない(←これは本質情報)のに対して、後者はもう一つ別の言語がスラスラ話せるという強烈なアドバンテージを有しているからだ。

 

管理人
ちなみに筆者は入学後TOEICを一度も受けたことがなく、その代わりに全努力値を中国語に振っている

現地の言葉で話せるメリットがデカイ

入学後の東大生が第二外国語を極めるべき理由3つ目は、現地の言葉でコミュニケーションをとれることはメリットだらけだからだ。

 

「世界の共通語は英語だから、それだけ極めればいいのでは?」と反論する学生がいるかもしれない。

 

逆に質問しよう。取引先の中国人と英語で会話する場合と現地の言語である中国語で会話する場合、どちらの方が好印象で取引もうまくいくだろうか?

 

答えは、現地の言葉を使った方が取引はうまくいく、に決まってる。ビジネスの世界でも相手は感情を持った人間だ。取引先が現地の言葉で一生懸命話していたら、少しは相手の要望を聞いてあげたいという気持ちになるのが自然だろう(少なくとも英語で話す場合よりかは)。

 

以上3つが東大文系の新入生が入学後すぐに二外をマスターすべき理由だ。お分かりいただけただろうか?

まとめ

上で言ってきたことをまとめるとこうだ。

 

・時間を有効に使うためにも教育バイトに応募して効率的に稼ごう

・TOEIC対策する暇があったらプログラミングスキルを身につけよう

・第二外国語は早期マスターを心がけよう。できれば資格もとろう。

 

本当はこれらの他にも「簿記」の理解を深めようなど、お金にまつわる知識の話もしたいのだが、新入生には荷が重くなってしまうので今日はこれくらいにしておこう。

 

繰り返すが、東大というブランドに慢心して大学時代を何もせずに過ごすと後で後悔することになる。

 

「何をやればいいかわからない」という学生はとりあえず、上で紹介したことを完璧に実践してみてはいかがだろうか?

 

きっと進路の見え方が大きく変わってくることだと思う。

 

東大生活を楽しむことも忘れずにな。

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