千葉県千葉市に本部を置く情報系の大学である東京情報大学。通称は「情報大」ですがスポーツ競技になると「東情大」という略称が用いられます。
そんな東京情報大学ですが、ネットで検索するとGoogleの候補に「fラン」と表示され「東京情報大学はFランなのか?」と気になる受験生も多いことでしょう。
また、Twitterなどでも以下のツイートのように「東京情報大学はFランなのでは?」といった趣旨のツイートが目立ちます。
東京情報大学Fランじゃないかな
— 咲喜 (@Takanashi_rikka) July 28, 2015
そこで今回の記事では、東京情報大学が本当にFランなのか?それともネット民が無責任にFランのレッテルを貼っているだけなのか?真相を突き止めたいと思います。
東京情報大学は本当にFランなのか?
結論から言います。
筆者が詳しく調べてみたところ、
東京情報大学はFランではありませんでした。
ネット民がいつものように「日東駒専以下は全てFラン」といった極端な思想でFラン呼ばわりしているだけです。
ですので、東京情報大学を目指している受験生の皆さんは周囲からの評価に惑わされることなく受験勉強に集中してもらって大丈夫です。
東京情報大学がFランとは言えない理由①
一部の学歴厨は日東駒専、いや、もっと過激派だとMARCH以下の大学を全てFラン呼ばわりします。
MARCH以下は認められないとしても、確かに日東駒専以下をFラン大とする広義の基準があることは確かです。
筆者がFラン判定するときに用いている基準は「河合塾の偏差値が35を下回っているかどうか」です。つまり、これが狭義のFラン大の基準となるのですが、最も厳密な基準だと言えます。
河合塾からデータの提供を受けている大学受験パスナビによると、東京情報大学の偏差値は以下のようになっています。
上の画像を見てお分かりいただけるかと思いますが、東京情報大学は偏差値が40以上あります。
これはFラン大の基準を満たしません。
したがって、東京情報大学はまず偏差値の観点からFラン大とは言えないことが分かります。
東京情報大学がFランとは言えない理由②
東京情報大学がFランと言えない2つ目の理由としては「目立った定員割れを起こしていないから」というのが挙げられます。
先ほどと同じ大学受験パスナビを見てみましょう。
推薦AO入試を除いて基本的にどの選考も倍率が2倍以上あることが分かります。
Fラン大というのは入試倍率が1.0を下回って定員割れを起こしている大学のことを指しますから、東京情報大学はFラン大ではないことが分かります。
以上より、偏差値と入試結果の2つの観点から東京情報大学がFラン大ではないことが示せました。
東京情報大学はFランじゃないから落ちてもやばくない
Yahoo!知恵袋のやりとりを見ていると、
のような質問をよく見かけます。
結論から言いますと、東京情報大学はFランではないのでふつうに落ちます。
上で確認した各選考の倍率も高いところだと6倍とかありますし、最近の私大難化の影響を受けて滑り止めとして受験される偏差値40台の大学も結構落ちるらしいです。
したがって、東京情報大学に落ちるというのは割とあることなのでそこまで深刻に考えなくてもよいと筆者は考えます。