海外留学から帰ってきたら現代文の成績が伸びた話

ゆーの

東京大学工学部物理工学科の3年生。記念すべき東大推薦入試第1期生である。現在は休学中でワークショップインターンに励んでいる。興味関心が変わり、転学部を考えているが推薦生なので規定がわからず悩み中。
ESSのドラマセクションにいただけあって話し方がハキハキとしていて好印象だった。

©️染平かつ

【名前】                        ゆーの

【タイプ】                  演劇タイプ

【学部・学科】            工学部物理工学科

【部活・サークル】   ESSドラマセクション

【二外】                      イタリア語                        

【特徴】

演劇が好き

←大学に入ってESSで演劇部門へ。ワイワイとやれる空気が好きだったらしい。

日食なつこさんが好き

←普段音楽を全く聞かないがふとしたときに流れて来た彼女の歌に魅了されてしまった

他人の笑顔が好き

←人が笑って目が細くなるのが好きらしい

みんなが納得感を得られるような環境

子供の頃からリーダーシップをとるのが好きでした。目立つのが好きなんです。

でも中学の時、自分が学級委員長をやってみんなの前に立って1人で喋って進行してても周りが楽しそうじゃないことに気付いちゃったんですよね。それ以来「みんなの話を聞こう」って思いました。

大学に入ってESSドラマセクションでリーダー的立場になって、中学の時の反省点を活かしてみんなの意見をきいてたわけですよ。

まあ、とても一人一人の意見なんか聞いてられませんでしたねww意見は対立するはするで大変でした。

ここでまた新しいことに気づきました。
当たり前っちゃ当たり前なんですけど、複数人で話していると必ず声の大きい人とかが勝つんですよね。
「なんか納得いかない」といった気持ちをもっている人がいても、発言する勇気がないで「弱い」人の意見が雰囲気に殺されてしまう…これってなんだか悲しくありませんか??

こうした経験をふまえて今後は人材系、組織系のコンサルで、潜在意見を顕在化する環境づくりを整えていきたいと思っています。

東大推薦入試

自分は高校2年生から3年生初期の頃にかけてアメリカオハイオ州に留学をしていました。

帰って来て最初の数学のテストでは3/100とかで正直浪人を覚悟していました。完全においてきぼりでしたね。

志望校は大阪大学でしたが、模試でE判定を出した時は腹をくくりました。
「推薦しかない」
学校の先生にも推薦入試を勧められて、「どうせ受けるなら東大にしようw」という結論に至りました。

東大の推薦入試は3段階ありました。書類選考・面接・センター試験です。
特に私が志望した工学部は「国際性・論理性・創造性」の3つを同時に満たしている人材を求めていました。

国際性は留学経験でカバー。
論理性は高校の頃にやっていた「日本次世代リーダー養成塾」で、学生国会を開いて党首の役割をしたことがあったので、その経験を強調しました。
最後の創造性に関しては、祖父が発明家で、自分が幼少期の頃から彼の作品を見て育って来たので「僕も発明に興味があります」と言いました。

正直、絶対に受からないだろうなと思っていたので合格が分かった時は「なんでだろう笑???」の一心でしたよ…

とにかく東大には「恵みだな、ありがとう」の気持ちでいっぱいです。

現代文謎の成績向上

留学が原因?!

留学を経て国語力がかなり上がった気がします。

渡米前は、現代文の問題は単語の照らし合わせ問題だと思っていました。選択肢の言葉を文章中に見つけたら「正解」だと思っていたり、言葉と言葉を一対一で見ていましたね。

しかし、向こうでは英語で会話していると、難しい英語で会話するときに「自分が今、会話の中で序盤・中盤・終盤のどのフェーズにいるのか」を常に考えながら言葉を選んで話をするようにしていました。会話ベースで大きな論理の流れを把握する能力が身についたんです。

これを現代文の問題を解くときにも自然に適応していたので成績が上がったんだと思います。
文章には必ず流れがあります。各段落ごとに「〇〇の△△」といった風にタイトルをつけるとものごとが可視化されるんですよね。

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