あおみどろ
東京大学文学部の卒業生。乳児の頃に祖母の膝の上でマリオカート64を聴きながら育ったため、ゲーム好きになってしまった東大女子である。本人は自分のことをコミュ障だと自覚しているが、好きなお酒が入ると饒舌になり、飲み会が終わった後の1人反省会は欠かせないという。
【名前】 あおみどろ
【タイプ】 インドアタイプ
【所属】 文学部
【課外】 オケサークル
【二外】 イタリア語
【特徴】
・ゲーム好き
→英語論文(ALESA)の授業でゲームに関する論文を執筆するに至った。人狼などのTRPGも好き。
・姿勢が変
→顔や服装ではなく、立ち姿で誰か分かったと言われること過去数回。本人に自覚はない。
・コミュ障
→一度でも懐に入れると水を得た魚のごとく話し出すタイプのコミュ障。
夢はなくても大丈夫
中学生の頃からずっと「夢」がないことに悩んでいました。
学校の勉強はできるようになるのが楽しかったので、成績は正直良かったです。
ですが、周りの人が「将来は先生になりたい」「医者になりたい」などと職業としての夢を持ったうえで勉強に打ち込んでいるのに対し、私は「これがしたい」というものがありませんでした。
高校に入ったら何か見つかるんじゃないか、と地元でも有数の進学校に入っても変わらず、東大に入っても授業はとても楽しかったですがやはりこれと言ったものを見つけることができませんでした。
今考えると受動的だったせいもあったと思うので、自分から興味のあるものを探すべきだったと思います。ですがそれ以上に言いたいことは、所謂「将来の夢」はなくても東大に入っていいし、趣味などで楽しく生きていけるということです。
もちろん夢があって、それに向けて努力することは本当に素晴らしいことだと思います。しかしそうではないことを必要以上に恥じたり焦ったりする必要はないと思います。
大学生活を終える今、ようやくそう思えるようになりました。
日本史
近年、「歴史は暗記教科ではない」とよく言われています。
が、古代日本史に関しては、実は暗記教科だと私は思います。
というのは、先史時代という言葉の通り文字の記録がほとんどないことに要因があります。過去の文字の記録が全て正しいという訳ではありませんが、それらがない場合は「モノ」から歴史を解釈します。
所謂考古学ですね。文章の解釈とただそこにあるだけの「モノ」の解釈、どちらがより振れ幅が出るかと考えると、一般的には後者です。そして、教科書には多くの研究者の間で正しいと認められることしか書かれません。そのため教科書の古代日本史には当たり障りのないことしか書かれておらず、試験でもそこまで深いことは聞かれにくいと言えます。
したがって、古代日本史の学習は、教科書の太字の暗記が中心くらいの気持ちで十分だと思います。その際のコツとして、単語を一つずつ覚えるのではなく二つ以上関連させて覚えると効率的だと思います。(例えば重要な遺物とそれが発見された遺跡名など)ある一つの単語を目にしたらその他の単語がすぐに思い浮かぶくらいになるとベストですね。
一からの学習の流れとしては、
①教科書を読み物感覚でさらっと読む
②太字の重要単語を中心に、単語を関連させる意識で捉える
③教科書穴埋め問題のような問題集を用い、単語を暗記する
特に③はミスがなくなるまで繰り返すことが大切です。読むだけでは絶対に暗記はできません。試験中には、全くわからない問題よりも学習したはずなのに覚えてなくて解けない問題の方が心に来ます。
最後に、私が大学に入って強く思ったことなのですが、中学・高校の勉強と大学の勉強はスタンスが真反対と言えます。高校までは教科書に書かれた、すなわち正しいとされた基礎的な内容を理解することが一つの目標です。
これが大学に入ると一変し、まだよくわかっていない部分や研究者によって解釈が分かれる問題について教えられ、「ではあなたはどう考えるか」と問いかけられるようになります。日本史に限らず教科書を学習していて興味や疑問を持ったところがあれば、大学でそれらを解決する方法を教えてもらえるはずです。