「ゲームは時間の無駄だし何も残らない」元ゲーマー東大生の僕がこう考える理由

学生
ゲームやり終わった後「時間の無駄だな」って後悔するのは自分だけかな?

 

管理人
皆んなそうだと思います。元々ゲーム依存症だった僕もよく後悔してましたし

 

最初にことわっておきたいのが、ゲームが時間の無駄かどうかに正解はないということです。これは「きのこの山」か「たけのこの里」どちらが好きかのようにそれぞれの価値観の問題です。

 

ゲームを否定するつもりもありませんし「ゲームが楽しい」と感じている人のことは尊重します。何を隠そう、この記事を書いている筆者も1ヶ月までは受験以来久々のゲーム(モンハンライズ)を昼夜逆転するほどやりこんでいたくらいには元々ゲーム好きですから。

 

ただ、それとは別で、「自分にとってゲームは時間の無駄」「ゲームは何も残らない」と発言する権利はいくらでもあると思います。(特に、実際にゲームに膨大な時間を溶かしてきた人間の意見は貴重なものだと筆者は考えています)

 

 

この記事にたどり着いた皆さんも、上記のような考えが正しいかどうか確かめにきたのではないでしょうか。学生だったら「勉強した方がいい」社会人だったら「資格の勉強した方がいい」皆さんこのように考えてるはずです。

 

今回は、そんなゲームとの葛藤に悩める皆さんのために、元々ゲーム中毒だった現役東大生の筆者が「どうしてゲームは時間の無駄で何も残らないのか」また、「どのようにしてゲーム中毒の状態から「勉強」という生産的な活動に切り替えたのか」マインドセットの手法をお伝えしようと思います。

 

この記事を読んだ暁には、読む前と比べて「いかに若い頃の時間が大切なものなのか」「いかに自分たちがゲームに無駄な時間を溶かしてきたのか」がよくわかりますし、「これから時間を大切に使おう」と気持ちが大きく変わっていることでしょう。

 

■この記事の信頼性
・現役東大生ライターが執筆
・中学生まで筋金入りのゲーマーだった
・ゲームに虚無を感じ受験勉強に切り替え東大に現役合格

ゲームが時間の無駄だと考える理由

まず筆者が「ゲームは時間の無駄」と考える理由を紹介します。

プロゲーマー志望以外は将来の投資にならない

ゲームが時間の無駄だと考える理由1つ目は、プロゲーマーになりたい人間以外は将来の投資にならないからというものです。

 

とてもドライで味気ない回答ですが皆さんよりも社会に近い先輩としてできる最大限の現実的なアドバイスです。こうした視点に立てないで生活に支障が出るレベルでゲームにのめり込んでしまう学生が後を絶ちません。

 

プロゲーマーを目財している人がその手段であるゲームを練習するのは分かります。ただ、それ以外の才能のない一般ピープルが、やるべきこともそっちのけでゲーム中毒になるのは賢くありません。

 

学生
そんなこと頭では分かっている

 

管理人
いえ、全然分かっていません

 

少し考えれば今夢中でやっているゲームが将来の役に立たないことは容易にわかるはずですが、本当の意味で理解している人は少ないです。

 

分かっているつもりで、真に、現実的な話として分かっていません。(まだ親の扶養の元で生きていますからピンとこないのは仕方ないのですが)

 

 

少しリアルでショッキングな話をすると、なんでみんな学生かと言いますと、特技や才能がないからです。

 

そして、それら才能や特技がなくてもある程度社会で「できる人間として評価される」のが受験勉強なのです。

 

要するに、基本我々は才能のない凡人で、そんな凡人に課せられた役目は「勉強」という、スポーツや芸能に比べて比較的成功しやすいカテゴリーの中で努力することです。

 

管理人
いいですか、凡人のくせに呑気にゲームなんてやってる場合じゃあないんですよ。特に今の時代は某ウイルスのせいで歴史的に見ても最悪の不景気です。お先真っ暗。はっきり言ってクソみたいな世界ですよ。

 

だから、ゲームなんかしている暇があったら死に物狂いで勉強してください。それが学生として必ず将来の投資になります。

 

ただ、こう言うと必ず、

 

学生
ゲームが無駄なのは分かるんだけど、勉強する意味もわからないんだよね

 

という学生が出てきます。至って自然な思考です。筆者も昔同じことを考えましたからね。

 

管理人
「なぜ勉強するのか」それに関してはこちらの記事にまとめたので気になる方はご覧ください。

 

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ゲームはただの暇つぶし・現実逃避で何も残らない

ゲームが時間の無駄だと筆者が考えるもう1つの理由は、何も形として残らないからです。

 

といいつつ、本質的には1つ目の理由と同じなので論理的におかしいんですけど、なんでしょうかね、ゲームって結局はただの娯楽なんですよね。

 

娯楽ってなんのために人間社会に生まれたかっていうと、暇を潰すためなんですよ。

 

人生って、色々解釈がありますが、筆者が一番好きな考えは「人生はいかに暇を潰すか」これが真理だと思います。

 

人生に意味なんかないです。「人生には意味がある!」こう言いたい人はそう考えないと気が狂うから。人生が虚無であることに気づいて自○する人(頭のいい人ほどそういう傾向にある)が一部いますが、大半の人間は勇気がなくてできません。

 

管理人
したがって、「生きる理由は死ねないからとりあえず生きてる」ということにもなるんですが、まあ話が脱線しそうなので戻します。

 

そんなクソ長い割になんとかして毎日食っていかなきゃいけないのがこの人間社会というクソみたいな世界なのですが、ゲームって娯楽ですから食っていく手段にならないし、形として何も残らないんですよね。

 

記事の最後でも書くんですけど、だからこそ若いうちの貴重な時間を娯楽に使ってはいけないと思うんですよ。それが筆者が「ゲームは無駄」と考える理由でもあるんです。(含ませましたが、ゲームは将来的には無駄じゃなくなります。続きはあとで)

「ゲームは時間の無駄」「何も残らない」に対する反論

さて、気持ち悪い持論を展開してきたわけですが、ここでちょっと反対意見つまり「ゲーム肯定派」の意見を見ていきましょう。

「勉強も結局は死んだら何も残らない」

哲学的ですね。こういう話大好きです。

 

たしかに勉強もゲームもオナニーも、現世における苦痛・快楽なので死んだら結局何も残りません。

 

だからこそ、今を楽しむって発想になる人が多いですよね。わかりますよ。わかるんですが、

 

でも、それをいったらもう虚無しか残らないので生産的ではないと思うんですよね。何をやっても無駄。じゃあみんな今すぐポアしましょうってなっちゃいますよ。

 

しかも、今を楽しむ余裕がないはずなのに現実逃避でゲームを楽しんでる人が多いです。

 

管理人
結局、今頑張っておけば将来的にやってくるはずであろう「楽しむべき今」を自ら減らしていることにもなると思うんですよね。

 

別に勉強もできて資産もあって、って感じなら文句ないんですが、実家が太くもない+たいして才能もないのに勉強せずゲームに勤しんでる輩が少なくありません。

 

したがって、死ぬという前提は皆平等なので、その限られた人生でいかに楽しめる「今」を増やしていくか。こうした将来的な視点が大事なワケでありますから、未来を楽しむためにも今娯楽に走るのは我慢して勉強するしかないんじゃないですかね。

 

「受験・資格勉強のストレス解消に必要」

これは真だと思います。ある程度の娯楽・息抜きは必須です。

 

ゲームにストレス解消になる効果があることは筆者も重々承知です。

 

ただ、やりすぎて「ゲームは無駄だ」「何も残らない」と悟ってしまうレベルにならないように気をつけましょうね。

 

というのが本記事の趣旨の1つでもあります。

「ゲームが時間の無駄」と分かってるのに止められない時の対処法

さて、ここまで記事を読んだら「もうゲームで時間を溶かすようなことはなくなるだろう」と思うかもしれませんが、ゲームの中毒性を舐めてはいけません。

 

スマホと一緒でゲーム機があるとやってしまう、新しいソフトが出たら買ってしまうのがゲーマーの性です。

 

それを防止する対処法はたった1つ。

 

ゲームを売りましょう。

 

管理人
大きな決断をしないと成功できません。辛い決断かもしれませんが、誘惑に弱い人は売った方がいいです。

 

ゲームを売る方法はいくらでもありますが、なるべく高く売りたい場合はホビーコレクトをオススメします。ゲーム買取専門ですので、高価買取が期待できます。



ゲーム好きこそ受験・資格勉強が向いていると思う

以前こちらのニート引きこもり向けの記事で「ゲーム好きこそ受験や資格勉強が向いている」という話をしたので、興味のある方はご覧ください。

 

勉強のモチベーションが湧くと思います。

 

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おわりに:いつかゲームが時間の無駄ではなくなる時期がくる

さて、「ゲームは時間の無駄」「何も残らない」と持論を展開してきた筆者ですが、最後にこの持論がある時期がくると撤回せざるを得ない理由についてお話ししていこうと思います。

 

管理人
結論言いますと、ゲームが無駄じゃなくなる時がいずれやってきます。

 

早い人だと20代後半から、遅い人でも30代にはその時期がやってきます。

 

その時期はどういう時期かと言いますと、安定した時期です。

 

就職もして給料も安定的に入ってきた時期。

 

その時期を迎えると人間は一気に暇になります。暇潰しを探し始めるのです。

 

 

有名な話として、奴隷制がひかれていた古代ギリシャでは一部の富裕層が労働から解放されて暇すぎた結果哲学や自然科学などの学問が発展したと言われています。

 

つまり、暇すぎて時間潰しのためにあれこれ考えていたら思想が発展して学問が芽生えたという感じです。

 

これと同じで、大人になってある程度安定したら、残りの人生は暇との戦いになります

 

ある人は釣りを趣味に、ある人は子供を作って人生に刺激を増やします(残酷ですが、子供をつくりたいって完全に親のエゴですからね。子供は親ガチャです。この話は後日)

 

その一環にゲームがあります。

 

人生で暇になった瞬間から、ゲームは無駄なものじゃなくなります。暇潰しの重要な手段の1つとして昇華するのです。

 

ただ、この記事で繰り返し言ってきたように、人生のその段階に至る、または親ガチャで裕福な家庭に生まれてくる場合を除いて、平凡な我々は将来に対する投資を最優先にすべく娯楽であるゲームは後回しにしなければならないのです。

 

これが凡人である筆者が「ゲームは時間の無駄」「何も残らない」と現在この歳で考える理由になります。

 

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