東大理科3類女子が教える公式との向き合い方とは?

理3女子いとさん

東京大学医学部医学科の3年生。授業は出席しつつも、バドミントンとバイトに全力を注いでいる。加えて、持ち前の好奇心と断れない性格故に、何かとタスクを抱えて忙しくなりがちだが、埋まったスケジュールを楽しんでいる。勉強などの際にチョコとコーヒーを大量に摂取しがちらしいが、頭の良くなる秘訣かも!?

©️染平かつ

【名前】                   いとさん
【タイプ】                好奇心タイプ
【所属】                  医学部医学科 
【サークル】     鉄門バド、TBA
【二外】                    ドイツ語                  
【特徴】
好奇心の塊
←興味を持てばとりあえずやってみる。

スケジュールはパズル感覚
←予定をとにかく詰める(稀に失敗する)

ツイッター
←日記と化している。

アレルギーの治療法を見つけたい

研究職に就いて、食物アレルギーの治療法を見つけたいです。

今でこそ多少治ったんですが、小麦、卵、ナッツ類、etc…と、生まれつき色々とアレルギーを抱えていて、病院に搬送されたことも何度かあります。

そんな経験をする中で、病を治し、人の命を救おうと懸命な医師の働く姿に憧れを抱いて医学部を志望して今に至ります。

将来の目標は、アレルギーがある子供でも安心して「みんなと同じものが食べられるという」選択肢を持てるような治療法を見つけることで、そういった研究にいずれは従事したいです。
今は学科の勉強と並行して通えるように、研究室を探してアポをとっては見学して…と見て回っている途中です。

物理

何度も教科書に立ち返ろう

学校や塾の授業で公式などを習っても、いざ問題を解こうとすると全く解けない…と思っている人もいるのではないでしょうか。

そんな時は、教科書や参考書に戻って確認することが大切!他の理系科目にも言えることですが、物理では特に「基本となる運動・物理変化」の組み合わせで問題が構成されています。これは、どんな問題であっても言えることです。

標準〜やや難レベルの問題演習をしている時に解けない問題や苦手が見つかると焦ると思うけれど、そういう時こそ基本に戻る勇気を持ちましょう。知識や演習の土台がしっかりと固まるほど解ける問題が増えます。

公式は自分の道具

物理はとにかく多くの公式や定理が登場する科目。

だからこそ、これらを自由自在に扱うことが、問題を素早く解き点数アップの第一歩。
さらにそこから進んで、「自分でその公式を導出する」ことをやってみると、理解を深められます。

例えば、波動分野で出てくる、波の方程式の一般形。
tやxが原点からずれた場合の式は、そのまま覚えるのではなく自分で導出すれば、正負の符号に悩まされることも無くなるはずです。

他にも、熱力学の気体の平均速度の式やボアソンの式、電磁気の公式を別の文字について整理してみる…などなど、色々と自分で公式を変形すると問題を解く際の練習にもなり、理解も深められるはず。

物理において、公式は問題を解く際の道具。自由自在に自分の手で動かせるように、使いこなせるように、という点を普段の勉強から意識しておくといいですよ!

 

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