ネットを眺めていると「東京経済大学はFラン」と言っている人をたまに見かけます。
東京経済大学はfランで有名
— Yuto (@SoM5qjmVfrf6ba5) May 29, 2020
実際に東京経済大学を目指している受験生や関係者にとっては「これって本当なの?」と心配になったり、中には心外な気分になったりする人がいるでしょう。
そこで今回は大学の序列に詳しい現役東大生の筆者が「本当に東京経済大学がFランなのかどうか」に関して具体的な根拠を挙げながら考察していきたいと思います。
東京経済大学は本当にFランなのか?
ネットを見ていると、上で紹介したツイートのように「東京経済大学はFラン」という人もあれば「Fランではなくないか?」といった意見もあります。
東経大まさかの日東駒専レベルなの草
Fランとかいってごめんな— お湯 (@mOekHfDuu81paXU) November 6, 2019
ネットでは情報が錯誤していて何が本当なのかわからない人が多いでしょう。
東京経済大学は本当にFラン大なのでしょうか。
筆者が具体的な根拠を基に調査してみたところ、
東京経済大学はFラン大でないことがわかりました。
Fランと言っている人はいつものように学歴至上主義に脳を毒されたネット民か、またはネット民の情報を鵜呑みにして喚き散らしているただの情報弱者ですので、今後は見かけてもガン無視で大丈夫です。
以下では、東京経済大学がFランではないと言える理由について具体的な根拠を示しながら考察していきたいと思います。
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東京経済大学がFランとは言えない理由①
東京経済大学がFランとは言えない理由として最初に挙げられるのは「河合塾データによる偏差値がFラン大のそれではないから」というものです。
具体的に言いますと、Fラン大の狭義として「河合塾偏差値が35を下回っている」という重要な指標があるのですが、同大学はこれを満たさないということです。
河合塾からデータの提供を受けている大学受験パスナビによりますと、東京経済大学の偏差値は以下のようになっています。
どの学部も偏差値35どころか基本的に50近くあるのがお分かりいただけます。
この時点でもう既にFラン大ではないのが確定ですが、念の為もう1つの判断材料もお見せしましょう。
東京経済大学がFランとは言えない理由②
東京経済大学がFランではないと言える理由として次に挙げられるのは「目立った定員割れを起こしていないから」というものです。
先ほどと同じ大学受験パスナビによりますと、東京経済大学の入試結果つまり倍率はいかのようになっています。
推薦入試を除いてどの選考も4倍以上の倍率があることがお分かりいただけます。
一般に、Fラン大というのは倍率が1.0を下回っていて「名前を書けば誰でも受かる」定員割れ状態を起こしている大学のことを指しますので、倍率が数倍ある東京経済大学はFランには相当しません。
以上2つの理由から、東京経済大学がFランではないことが証明できました。
東京経済大学がFラン呼ばわりされてしまうのは何故か
上では東京経済大学がFランではないことを証明しましたが、いったい何故これほど偏差値も高く倍率も一定以上ある大学がFラン呼ばわりされてしまうのでしょうか。
その謎を探るべく我々がTwitterの奥地へと調査してみたところ、以下のようなツイートを発見しました。
東京〇〇大学
みたいな名前の大学は例外なくFランなのでやめておいた方が良いです。
— 理科大の女帝 (@EmpressOfTus) January 10, 2020
どうやら東京〇〇大学に相当する大学にはFランが多いそうです。
今回この記事で取り上げた東京経済大学もこの東京〇〇大学に相当するので、例外なくFラン大と言われてしまうのでしょう。
このサイトには東京経済大学以外にも多くの東京〇〇大学がありますので、その大学が本当にFラン大なのかどうか興味のある方はぜひ見てみてください。
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