東京都足立区に本部を置く東京未来大学。
心理学の分野で有名な多湖輝を名誉学長として教員の半分以上が心理学を専攻していることが知られています。
学部組織としては子ども心理学部とモチベーション行動科学部が設けられており、心理学や行動心理学に特化したカリキュラムが組まれています。
そんな心理学に強い東京未来大学ですが、ネット民からは
東京未来大学(Fラン)
— ねおん氏🌱🌙💧 (@xcfn) September 1, 2014
上記ツイートのようにFラン呼ばわりされているのが現実です。
今回は東京未来大学が本当にFランなのかどうか、学歴に詳しい現役東大生が詳しく調査し判定してみたいと思います。
東京未来大学は本当にFランなのか?
ネット民の反応を見ると「Fラン」とバカにする人もいれば、下のツイートのように「Fランではない」という人もいます。
東京未来大学、Fランかと思いきや倍率3倍はあるし偏差値も産近甲龍の下の方ぐらいはあるのか… https://t.co/mw5ld73IaS
— taruru (@taruru2015) March 14, 2021
受験生としてはどっちかはっきり分からず、志望校にすべきかどうか決めかねてしまうでしょう。
筆者が詳しく調べてみたところ、
東京未来大学はFランではありませんでした。
以下Fランではないと判定した理由を詳しく述べていきます。
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東京未来大学がFランとは言えない根拠①
どういうことかと言いますと、狭義のFランの基準に「河合塾偏差値が35を下回っているかどうか」というのがあるのですが、その基準に照らし合わせると東京未来大学はFランには相当しないということです。
河合塾からデータの提供を受けている大学受験パスナビによりますと、東京未来大学の偏差値は以下のようになっています。
東京未来大学の2つある学部のうち両方とも偏差値が40以上あることがお分かりいただけるかと思います。
このことから、まず偏差値の観点で東京未来大学がFランではないことが証明できます。
東京未来大学がFランとは言えない根拠②
同じく大学受験パスナビのこちらの画像によりますと、
AO・推薦入試を除いてどの選考も倍率が3倍以上あることが伺えます。
基本的にFラン大というのは「名前を書けば受かる」ボーダーフリー(倍率1.0以下)の大学を指しますから、倍率が3倍以上ある東京未来大学はとてもFラン大とは呼べません。
したがって、入試結果の観点からも同大学がFラン大学とは言えない理由がお分かりいただけたかと思います。
東京未来大学がFラン呼ばわりされる理由とは
上では東京未来大学がFラン大と言えない理由について解説してきましたが、いったいどうしてFランとは程遠い東京未来大学がFラン呼ばわりされるようになってしまったのでしょうか。
筆者の個人的な見解ですが、それは大学の名前のせいだと考えます。
こちらのツイートにあるように↓
東京〇〇大学
みたいな名前の大学は例外なくFランなのでやめておいた方が良いです。
— 理科大の女帝 (@EmpressOfTus) January 10, 2020
東京〇〇大学という名前の大学は総じてFランっぽい大学である傾向が確認されています。
残念ながら、東京未来大学はまさにこの「東京〇〇大学」に該当するためにFラン判定されてしまうようです。
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