「受験コーチむー」は怪しい?怪しくない?利害関係のない東大生がElite Laboの評判を徹底調査してみた

「受験コーチむー」やElite Laboの被害(?)を受けている人を多くネットで見かけるようになったので、今回は利害関係の全くない東大生の筆者がそれについて調べて考察してみました。

「受験コーチむー」って誰?Elite Laboって何?

この記事にたどり着いた人の多くは、「受験コーチむー」やElite Laboを知っていたり、もしくは実際にサービスを受けたり受けようとしたりしている人がほとんどだと思いますが、中にはそれらについて全くわからないという人もいると思うので簡単に紹介します。

「受験コーチむー」は神戸大卒の自称教育者

サイト「一流の勉強法」からスクショ

「受験コーチむー」は1993年1月15日生まれの神戸大学卒で、これまでに個別指導や集団塾で指導歴があり、独自に立ち上げたオンライン塾では述べ2000人以上も指導してきたという自称教育者の男性です。(2000人って本当だとしたらなかなか多いな…)

 

下で紹介する「Elite Labo」という教育プロジェクト(?)というかサービスを運営しているそうです。

 

調べたところ本名は「はまむらともひろ」。

「Elite Labo」は考える力をつけさせる教育サービス(?)

「Elite Labo」ホームページよりスクショ

「Elite Labo」は受験コーチむーが運営している教育サービスで、簡単にいうと「自ら考える力を育てる」を理念としています。

 

特徴的なのが、科目内容は一切教えずに全科目に共通する考える力を身につけさせるというスタンス。具体的な指導は一切せずに勉強法の勉強を教えると言った感じですかね。所感としては、かなり漠然としているように感じます

 

上のスクショは数ある「Elite Labo」のサイトの1つなのですが(おそらくメインサイト)、実はこのほかにも「Elite Labo」のサイトがあるんです。サイトが複数ある時点で早くも怪しい匂いがしてきますね。

 

これは筆者の勝手な想像ですが、「Elite Labo」の良くない評判が立ってきたので「受験コーチむー」がフォーマルな感じのホームページを新たに設けたのだと思います。(ただ、個人的には「なぜ改名したりせずにそのまま名前を使い続けるんだ…」と思いますが。よっぽど「Elite Labo」に思い入れがあるんでしょう。)

「受験コーチむー」は怪しいのか?

本題に入っていきましょう。

 

「受験コーチむー」は怪しいのか?について。

手口が怪しいという評判が多いのはたしか

ぐぐってみるとネガティブな検索結果が多いです。

 

はっきり言ってここまで悪い評価が多いと第三者目線として「受験コーチむーは怪しい」と言わざるを得ないですね…(むーさん面識ないけどごめんなさい)。擁護するのは難しそうです。

 

これ以外にも、検索結果によっては「詐欺師」呼ばわりされていたりすることもあるので、冗談でも評判がいいとはとても言えません。

 

あ、あと検索すればわかるのですが、彼自身が自分で「受験コーチむーとは?」みたいな記事を書いてアンチ記事よりも自分自身の記事を上位表示させようと頑張っている様子が見られますよ。

 

無理に頑張ろうとするとますます不自然さがでてしまって逆効果だと思うんで改名して一からやり直すのがいいとは思うんですけど、、、なんでそうしないんでしょうね。築き上げたものを崩すのが嫌なのかなんなのか。

 

返金されないという噂がある…

Yahoo知恵袋や他の方のサイトを見ていると「30000支払ったのに教材が届かない」「支払ったあと何の音沙汰も無くなった」「返金されない」といった被害情報をよく目撃します。これが本当ならマジモンの詐欺ですね。

 

個人的には「ネット商材をよく調べもせずに購入するよな…それも大金」と少し呆れてしまうのですが、不安定な受験生の精神状態を考えるとまともな判断ができなかったのだろうと少し同情もします。南無阿弥陀仏。

「地頭勉強」はこれからの時代に本当に必要か?

せっかくなので1人の東大生である筆者が「Elite Labo」が執拗に主張している「地頭勉強」について意見を言いたいと思います。

 

「Elite Labo」が主張する「地頭勉強」とは、簡単に言うと考え抜く力を育てる勉強ですかね。

 

かれのサイトでは、この考え抜く力というのを多くの文字数を使って数ステップに分けてつらつらと説明しているのですが、要は「自分の頭でしっかりと考えようね」というなんとも当たり前なことを言っているわけです。

 

これからの時代に必要か?って?

 

いつの時代もどこでも必要にきまっています。ことさら強調することでもないんですが、情報弱者を相手にしたビジネスではこういった「あたりまえのこと」を小難しく説明して丸め込もうとするケースが非常におおい。

 

はっきり言ってこんなのに丸め込まれているのはバカバカしいです。

 

「呼吸するのはたいせつだ」というのを生物学的化学的に説明されて「ああ、呼吸ってすごいんだ(感動)」となっているのと同じ。

 

さいごに情報弱者の受験生たちへ伝えたいこと

他のサイトでも書いてあったことなのですが、受験生という立場は非常に弱いです。

 

受験に失敗することで「無職」になるかもしれないから。受験生としては不安で仕方ないですよね。

 

でも、世の中にはそういった弱みにつけこもうとする詐欺師みたいな人間がゴロゴロいます。

 

それを知っておいてください。

 

騙されにくい人間になる、情報弱者じゃなくなる方法は簡単。

 

「本当にこの人は自分のことを大切に思っているのか?」「数字、金としてしか見ていないんじゃないか?」

 

これを徹底的に考えられるようになれば強く生きていけます。

 

また、「頭良くなりたい」「成績が上がらなくてくやしい」といった願望や悩みを持っている人へ。

 

まずはネットで勉強法を検索する前に、スマホを封印して一日10時間30日連続ガリガリ勉強してみてください

 

方法はなんでもいいです。いまやスタサプなど低価格で高品質のインプット教材がたくさんあります。参考書を使った学習でもなんでもいい。

 

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とにかくスマホをおいて黙々と勉強を継続させてみてください

 

そしたら何かに気がつくはずです。

 

勉強法の研究をするのはそのタイミングでです。

 

勉強時間確保できていない段階でネットに張り付いて血眼で「よさそうな勉強法」を検索しているようじゃいつまで経っても伸びませんよ。

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