この記事では「東大医学部の異端児」という二つ名を持つ水上颯さんの勉強法とその効果、一般人が真似するメリットやデメリットなどを現役東大生の筆者が網羅的に解説するので、是非ふだんの学習の参考にしてみてください。
水上颯って誰?
という方がいるかもしれないので、勉強法の紹介の前にプロフィールをまとめます。
水上颯の基本情報
[名前]:水上颯(みずかみそう)
[年齢]:25歳
[出身]:山梨県
[大学]:東京大学医学部
[職業]:医者、クイズプレイヤー
水上颯さんは地元の中学校を卒業後、名門である開成高校に入学し、在学中は開成学園クイズ研究部に所属していたそうです。さらに「全国高校生クイズ選手権」で優勝を果たし、開成を三連覇に導いています。
東大入学後はクイズ研究部の経験を活かし、「東大王」をはじめとする多数のクイズ番組で活躍されていました。しかし、現在は研修医として専念するためにクイズ番組は卒業されています。
東大医学部の異端児
水上颯さん、この方は受験最難関の東大理3をなんと1日1時間の勉強で合格したらしいです。
死ぬ気で勉強しても受からない人がたくさんいる理3に1日1時間の勉強で受かってしまう所に‘異端児‘と呼ばれる所以がありそうですね。
水上颯の勉強法とその効果とは?
それでは、そんな‘異端児‘の水上颯さんの勉強法を見ていきましょう。
ここでは水上颯さんの勉強法についての著書やインタビュー記事から抜粋したものをまとめています。
水上颯の勉強法①勉強しない日を作る
こう聞くと、
という方もいると思います。
しかし、勉強を毎日休まず続けているとだんだんやる気がなくなっていってしまいます。やる気がなくなると勉強の効率も悪くなり、集中できずにだらだらと勉強机の前で時間を浪費することになってしまいますよね。
こうしたスパイラルに陥らないように、勉強しない日を決め、その日は勉強したくても絶対に休むことが大切です。
水上颯の勉強法②目標を細かく分けよう
「〇〇大学に受かりたい!」「□□の資格を取りたい!」という目標、みなさん持っていると思います。大きな目標を持ち、それに向かって進んでいくことはとても素晴らしいことです。
しかし、その大きな目標のままでは、何もない荒野を歩き続けるのと同じでとても難易度が高いことなのです。ゴールがどっちの方向にあるかもわからないで荒野を進むのはとても危険ですよね。
〇〇大学に合格するために、□□の資格を取るために必要なものを思い浮かべてみてください。
など、いろいろとあると思います。
今思い浮かんだやるべき事を「中目標」としましょう。
さらにその「中目標」を、
とどんどん細分化していきます。
そうすることで中継地点や目印となる場所ができ、進むべき方向がわかりますよね。
これによって、努力を正しい方向に向けることができ効率よく勉強ができますし、成長している実感を得られるのでやる気の維持にもつながります。
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水上颯の勉強法③暗記は忘れてからが本番
暗記は文系理系問わず、また社会人になってもしなければならないでしょう。
しかし、中には
という悩みを抱えている方もいると思います。
そんな暗記について水上颯さんは、「暗記したものを忘れた頃にもう一度覚えなおすと効果的」と語っています。
「忘れる」という事は古今東西、老若男女問わず必ず起こることですよね。しかし、本番の試験ではちゃんと記憶している人もいれば、していない人もいます。
つまり、「記憶したことを忘れたときに、ちゃんと復習して覚えなおしたかどうか」でライバルと差がついてしまうのです。
水上颯の勉強法を真似するメリット・デメリットは?
上では、水上颯さんの勉強法をまとめてきましたが、もっと詳しく知りたい!という方は彼の著書である『頭を鍛える5つの習慣』を読んでみてください。
ここからは彼の勉強法の真似をするメリット・デメリット、この勉強法を真似するのに向いている人についてまとめていきます。
水上颯の勉強法を真似するメリット
水上颯さんの勉強法を真似するメリットとしては以下の二つが挙げられます。
【水上颯さんの勉強法を真似するメリット】
・やる気を維持して効率よく勉強できる
・本番で使える知識が身に付く
水上颯さんは飽きっぽい性格らしく、時間にメリハリをつけて短時間で集中して勉強をし、きちんと休むことを心掛けていたそうです。
そのため、やる気を維持したまま安定した勉強をすることが可能です。
また、繰り返しの復習をすればするほど知識は忘れづらくなり、本番で使えるようになっていきます。使える知識を増やすことは、覚えた量が多い方が勝つ暗記科目でライバルと差をつけることができ、優位に立てるでしょう。
水上颯の勉強法を真似するデメリット
一方で、水上颯さんの勉強法にはデメリットもあります。
【水上颯さんの勉強法を真似するデメリット】
・サボり癖がついてしまう
休む日を作るため、メリハリをつけなければ次の日にだらけてしまう可能性があります。
目標を絶対に達成するという気持ちを持ち続けなければこの勉強法は長く続かなさそうですね。
水上颯の勉強法が向いている人の特徴は?
以上を踏まえて、水上颯さんの勉強法が向いている人の特徴をお話ししましょう。
絶対に達成したい目標がある人
上に書いた通り、休む日を設ける勉強法はサボり癖がついてしまう可能性が高いです。
「目標を絶対に達成する!」という強い意志を持って勉強し続けることができる人にこの勉強法はおすすめです。
暗記が苦手な人
暗記が苦手な人こそ、忘れた頃に復習する勉強法はおすすめです。
復習を何度も繰り返すことで少しずつ暗記ができるようになっていくのでぜひ試してみてください。
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まとめ
いかがでしょうか。
水上颯さんの勉強法とメリット・デメリットをまとめてきましたが、この勉強法が万人に共通して効果を持つとは限りません。
まずいったん試してみて「自分には合わないな…」と思ったらまた勉強法を探して自分に合うものを見つけてみてください。
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