すばる
東京大学医学部医学科の5年生。理Ⅱから鬼の医進を成し遂げた超エリート。常に”効率”を考えて行動した結果、受験勉強だけでなく生涯役立つ学習法を発見してしまった。その秘訣が詰まった「最強の勉強法」を学部生時代に全国出版。テレビ番組「さんまの東大方程式」にも登場&紹介され、著書はアマゾン書籍部門でぶっちぎりの1位を獲得した。現在はYouTubeチャンネルで高校生のために独学で難関大学に合格する勉強法を伝授する活動をしている。すばるのtwitter
【タイプ】 受験王
【学部・学科】 医学部医学科
【部活・サークル】 合唱
【二外】 スペイン語
【特徴】
・効率を求めがち
→ストップウォッチ勉強法をはじめ、隙間時間は必ず何か作業をしたりして思考を停止させないようにしている。
・飽き性
→いろんなことに挑戦するも飽きてしまう。だが、多才なことは「かけ算」の効用と似ていて、いずれ大きな成果になるとか!
・世界に対して好奇心旺盛
→勉強だけでなく、マーケティングや動画作成など、人の惹きつけ方に興味があるらしい。
日本の学習環境を変えたい
結論から言うと、ぼくは、想像以上の教育サービスをみんなでつくりたい!
高校生と東大生・学校の先生・予備校講師・起業家など…いろんな業種の人たちが有機的に結びついて密に語り合える学習コミュニティをつくりたいんですよ。東大生だけじゃなくて他のいろんな大学生も参入できたら理想的。
まだ、構想段階だから詳しい話はできないけど、とにかく教育格差をなくしたい。
僕は香川県出身で、それはもう大手予備校なんてのは存在しなくて、東大受ける人なんて本当に少ないんですよ。
地理的にも金銭的にも不可能に近い印象が最初はありましたね…。「うらやましいな」って羨望の念が強かったのを今でも覚えています。
誰とは言えませんが「ここに生まれたからには限界なんだよ」と言われて衝撃をうけました。まわりもそういう空気。最初から諦めてる感が半端ないです。教育の格差は、東京に出てきてから、回顧して本当に感じましたね。
だからこそ、いろんな人が自由に!ひとりぼっちじゃなくて!クラウド上で誰かが支えてくれる仕組み・環境を作り上げたいんです。よく「受験は団体戦」って言いますけど、それは進学校の中の牧歌的空想だと思います。
僕が21世紀型の「団体戦」を実現させたいと思います。
数学の得点攻略
数学のコスパの良さに気づけてる??
ちょっと想像してみて欲しい。数学1問の配点ってどれくらいだろう?
東大なら文理問わず、1問20点。地方医学部なら1問50点や100点。
結構驚きますよね。想像以上の配点がたった1問に設けられているんだよね。
このことを深く理解すると大事な戦略が見えてくる。
”数学の1問を解けたか否かかが志望校合格を大きく左右する”
ということ。
理系も文系も、数学を得点源にできる人って他の科目が得意でなくても合格率が高い。
つまり数学の得点戦略は相当価値がある。
上記を前提とした上で、早い段階から勉強を進めている人はやはり強いよね。
解法暗記には重要ルールあり
数学のコスパの良さを理解した後は、圧倒的な演習量をこなしてパターンを身につけること。
いわゆる「解法暗記」が大切。
だけど解法を覚えるといってもNGパターンがあるので要注意⚠︎解法暗記を完了している状態としては、頭の中で「スタート」から「ゴール」までの道筋がわかる、かつ説明できること。
最後の「説明できる」というのが超大事。
ただ、解き方を把握、暗記して終わりではおそらく何周やっても本質が身につかない。
でも大丈夫。具体的なやり方があるから。それが「2セットリピート法なんだよね。
2セットリピート法の手順
ざっくり伝えると、勉強するときは1周目で終わらせず、できる限り「2周目も続けて」勉強していくやり方。
ここで重要なのが、1周目と2周目でやるべきことが異なるということ。
まず、1周目は、Focus Goldや青チャートの例題だけを「時間を決めて集中して解いていく」
時間を決めないとタラタラやるので、きりがいいところ(問題数×5分)と設定、解説を見ながらでもいいので解いていこう。(問題が10問なら50分タイマーをセット)
それが終われば2周目になるわけですが、ここが重要。2周目は問題をあえて解かずに「自分の言葉で説明」することにフォーカス。「この問題を見たら、まず微分をしてこの値を出す。その時にXが正であることを忘れてはダメ!それはなぜかというと…」というイメージ。
慣れるまでは時間がかかってしまうし時間の無駄かなと思うかもしれないけど、疑ったままでも全然大丈夫なので、
今日、実際にトライしてみて🤗!
結構難しいんだよね。意外と。
でも逆に説明できるようになると理解が深まっていることが実感できるし忘れにくくなるし、教えるのも上手くなる笑
「数学が苦手」は偽
「数学が苦手なんです😢」という人の9割はそもそも演習量(=解法暗記)が足りてない。
つまり、そもそも”敵”を倒してきた経験値が圧倒的に少ない人が多い。
先ほどの2セットリピート法だと、
「暗記→演習→説明」→「暗記→演習→説明」
というサイクルで回すことによって短時間で効率的に理解が深まるはず。
それでも1回しかやらないと身につかない。
参考書を3周やるのは大事だよね。
これを徹底すれば河合塾全統模試で偏差値65はいくはずだよ!(いかなかったら僕にDMください笑、twitterだとありがたいです。)
この記事にたどりついた人は、 「勉強しても成績が上がらない」「自分の勉強法が合っているか自信がない」「東大生の勉強法が知りたい」 という悩みや願望を持っている人が多いかと思います。勉強が順[…]
「数学=ポケモン」は真
数学の解法パターンを暗記して演習と説明を繰り返すやり方はポケモンでいうところの「経験値」が上昇、それに応じてレベルが上がる感覚に近い。これまで倒せなかったレベルの敵でもパターン暗記をすることで経験値UPレベルも上がるので、倒せる敵が増える。
そうした「小さな成功体験」を実感することが数学という科目の素敵な特徴だと思います。
逆に、「数学=苦手」という人は敵を倒してきた回数や経験値が圧倒的に少ないことがわかるはず。
だからこそ是非今日から実践して効果を実感してみてください。
推しの参考書たち
最後にぼくから数学のオススメの参考書を!
全統模試の偏差値65以下で、まず解法暗記したくなった人は、「Focus Gold」か「青チャート」で2セットリピート法をやってみて。解説もしっかちと載っていますし、例題も多いので勉強しやすいはず。
偏差値65以上の人向けには、河合塾の「プラチカ」系がオススメ。
かなり手強い問題も多いですが、1つ1つの問題にストーリーがあるのでしっかり説明できるようになると良い。
最後に宣伝!!
もっと勉強法、合格戦略が知りたい!興味あるって方はこんな本も出ているので是非↓↓
それでは皆さん!数学を武器にして今日からトライしてみてください!