東大五浪阿修羅の勉強法〜日常生活と化学編〜

タケヒサ

東京大学前期教養学部理科Ⅲ類の２年生。５年に渡る浪人生活の末に見事日本最高峰の理科三類に合格を果たした。合格掲示板前で番号を見つけた時に本当に嬉しそうに「よっしゃあ！！」と叫んでいた彼を偶然見ていた管理人は彼の感動が伝わり目頭が熱くなってしまった。本当に合格おめでとう！！！

阿修羅のTwitter垢→@ashura9999

若い時に何かを極めよう

「上の特徴のところにもある通り、勉強に本腰を入れる前はゲームに熱中していて、プロのゲーマーを目指していました。でも途中で自分の能力の限界に気がつき、挫折しました。人生初の挫折です。挫折というのはとても辛いもので、かなりショックを受けました。

ゲームの次に熱中したのが受験勉強です。ゲームを通じて初めて「諦める」ということを経験したので、勉強では同じ辛い経験を繰り返したくないという思いから辛抱強く続けました。と同時に、若い時に何かを極めた経験というのが将来他の道にも応用が効くと信じていたので、どんな結果になろうとも諦めずに１つの道を極めることに集中しました。

友達に、受験において一番はどこ？どこに受かれば極められる？と聞いたところ「東大理３」と返ってきました。これが東大理科Ⅲ類を志望校にしたきっかけです。
５浪の末ようやくたどり着くことができたのですが、医者になるつもりはあまりありません。もともと何かを極める対象としての東大受験理科Ⅲ類というポジションですから。ただ、せっかくの機会なのでさらなる試みとして医師免許もとりたいとは思っています！

最後に。「何かを極める」この経験によって、将来何か問題が起きた時に自分が極めた分野においてはどう対処するだろうかと類推して解決する能力が身につくと信じています。「受験だったらこれはどういう問題なのか？どのように解いて・解決していくのか？」というふうに。

予備校・宅浪・仮面浪人すべての経験をして５年間ひとよりも”勉強”をした私だから語れるものがあります。各々のストーリーは違うと思いますが、私のメッセージが刺さる人が一人でも多くいると私は嬉しいです。

受験生たち頑張ってください！応援してます！！

日常化学

化学は受験勉強の中で一番日常生活に関わりが深いと思うんです。例えば何かの商品の原材料とか素材のところ。〇〇化合物とか。

大半の名称は高校生の受験化学の知識じゃわからないと思います。ただ、化学はあなたが思っているほど遠い存在じゃないということは覚えておいてください。

例えば、金魚の水換え。まあ金魚飼っている人少数派だとは思うんですけど（笑）。

普通は水道水で水を汲んだら、カルキ抜きを使わない場合、一日中その水を放置しておいてから水槽に入れると思うんですよ。しかし、裏技があって、水道水を何回も高速で入れ替えると”ヘンリーの法則”で金魚にとって有害な物質が抜けるんですよね。

受験化学ではヘンリーの法則なんて計算問題でしか扱わないと思うんですけど、実は身近なところで役に立つんです。化学は日常生活の至る場所に存在するので、こうしたやる気upや知識の定着にもつながります。教科書には載っていない変なこととかも気晴らしに調べてみると楽しいかもしれないですね！

家庭教師募集

俺は理三を目指し始めた時は理一や理二もE判定でした。
父は才能がないから無理だ諦めろと言いました。
俺も、自分に勉強の才能がないことはわかっていました。諦めそうになったこともありました。

けれど、そんな時、
「困難にぶちあたった時、人間が取れる手段なんて2つに1つしかない。諦めちゃえば楽だけど、カッコ悪いだろ。諦めきれずにジタバタもがき苦しむのは全然カッコ悪いことじゃない。」という言葉に出会いました。
その言葉に励まされ、俺は、自分はできるんだと自分で自分を諦めず、そして天才しか合格することができないと言われる理三に合格しました。

俺は、生まれつきの才能はありません。

けれど、天才に「なる」ことはできました。 天才とは、自分は天才なんだと言い聞かせ、その言葉に恥じないよう努力することでもなれるものだと思います。

君を天才にするお手伝いを、俺にさせてくれませんか？

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