【後悔】東京大学を受験する前に知っておきたかった3つのこと

受験生がもっとも知りたい内容はなんだろうと思って考えてみた。

やはり「知っておけばよかった」と後悔することベスト3だろう。

そこで今回は、現役東大生の筆者が「本格的に受験の準備する前に知っておきたかったこと3つ」を記事にしてみたので、ぜひ最後まで読んでみて欲しい。

いずれも高校生の受験生諸君にとって有益な情報だと思う。

現役合格にこだわる必要なかった

受験生は何かと現役合格こそ絶対的な正義だと思い込んでしまう。

かくいう筆者もそのうちの1人だった。

結果的には現役合格できたので今から話す内容はひょっとするとポジショントークとなってしまうだろうが、それでもこれから東大受験を考えている未来の東大生に話すには有益だろうと思って書くことに決めた。

結論から言うと、大学受験は現役合格にこだわらなくていい

浪人組がごろっごろいる

現役合格に拘らなくていい理由は、東大には浪人して入学してくる学生が非常に多いからだ。

正確な統計的には現役合格の方が多いのだと思うが、肌感覚だと現役組と同じくらい浪人組が多く感じる。

だいたい出会う東大生の2人に1人が浪人生だと思って差し支えない。

そんな中、現役か浪人かは心底どうでもよくなるのだ

もし自身の現役合格を誇りに思っていたとしても、そんなしょうもない自己肯定感は同じ現役合格者でかつ自分よりもっと優秀な東大同期を前にして淡く崩れ去る。現役合格の誇りは長くて5月くらいまでしか賞味期限がないだろう。

入学後は現役もくそもないのだ。

みんな同じ東大生

口には出さないがお互いが心の底で「おれもおまえも私もあなたもよくがんばったね」と尊敬し合っているから。

だから、この記事を見ている東大受験生は「今年受からなきゃいけない」とプレッシャーを感じすぎる必要はないよ。

もちろん現役で合格するのは素晴らしいことで、できればいいけど、仮に不合格だったとしても何も恥ずかしいことはない

それを知っておいて欲しい。

受験はマインドセットが非常に重要だ。

こうした適度にリラックスした心持ちで東大受験を「楽しんで」もらいたい。

休学組もごろっごろいる

そして筆者が休学してから気がついたことなのだけれども、東大は留年・休学する人が少なくない。

大学以降は「留まる」という選択肢も重要になってくる。

留学したり、休憩したり、起業したり、一人旅したり、病んだり…

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これは個人的見解だが、今までレールに敷かれた人生を歩んできた人が少なくないから自分の人生を振り返る機会を「留まる」ことによってつくっているんだと思う。もちろんミスって留年する人もいるけど。

悩んで休学する人はおおい。

1年遅れることは全然珍しくないんだよな。(当サイトには五浪の末東大に入学した学生の記事がある。なかなか深いことを言っているので興味のある人は読んでみるといい。)

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だから、繰り返しになるけど、「現役合格!現役合格!」ってなってる人は肩の力をもうちょい抜いてもいいかも。

ゴール(過去問)を先に知る(見る)べきだった

東大受験する前に知っておきたかったこと2番目は、長い長い受験のゴールである過去問を早い段階で見ておくべきだったということ。

一般的に過去問研究は高三の秋からとは言われるけれども、問題を見るのはもっともっと前からでもいい。

自分はそれをしなかったことで結構大きなミスをした(運良く受かったけど)

東大日本史には細かい知識が不要

東大日本史は独特な出題で有名。

こんな本が教養本として市場に出回るくらい独特で「面白い」。

けれども、東大受験生にとってそれが独特かどうかよりももっと大事な話がある。

それは見出しにもあるように「東大日本史は細かい知識が不要」ということだ。

これを先に知っているのと知らないでいるのとでは受験戦略上大きく変わってくる。

筆者はこの情報を知らなかったがために約1年半もの間、「私文型詰め込み勉強」をやってしまい、東大日本史の成績が伸び悩んだだけでなく無駄にしてしまった勉強時間が他の科目まで響くという地獄を見ることになった

難関私大で出題されるような重箱の隅をつついたような細かい知識ばかり必死に覚えようとして、それに多くの時間を使ってしまったのだ。本来その時間は英数国の主要3科目の勉強時間に充てるべきだったのに。

このように、「先にゴールを知っておけば後悔することがなかったね」ということが受験の世界には往々にしてあるので、受験生諸君はよく調べてから本格的な勉強を始めるといいだろう。

受験は情報戦ということに早く気づくべきだった

上の日本史の話は東大の受験科目という個別具体的な例として話したが、受験情報全般においてもやはり早期に正確な情報を入手するのは大切である。

受験は情報戦。

この事は正しい。受験そのものを表していると思う。

東大に塾なし独学で合格してくる学生がたくさんいることを考えると、東進や駿台、河合塾などの大手塾・予備校には多額の金を払って得ているものは授業でも教材でもなく実は「情報」なのかもしれない。(または実績という「安心」)

授業や教材は「あの塾に通わないとダメ」みたいなことはあまりない。

実際どれもインプット教材は同じもんで、何使ってもいい。

最近なんかは月額1,980円のスタディサプリだけでも東大に合格できてしまう。

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そして人間の能力も一部の天才たちを除くとあまり変わらない。実際はみんなほぼ同じ能力値だと思う。

じゃあどこで差がつくかといったら、実際に勉強するかしないかは当然なんだけど、みんな勉強する前提で言えば、

やっぱり「情報」なんだよね。

(ここで自分が後悔している最後のことを話す。ここで言う「情報戦」に負ける話かな)

自分は高校受験のときお世話になった(地元ではそこそこ有名な)塾に通ってそのまま高校生になっても大学受験科に惰性で通うことになった。

「〇〇高校でかつ東大志望は無料」みたいな特待生制度があったから「東大対策」を称しているクラスをいくつか受けていたんだけど、

結論から言うとどれも酷かった

まず、東大卒講師が担当する数学のクラス以外は、非東大講師がどこかの予備校の解答をちょっと表現変えて解説するような「答え合わせ感が半端ない」レベルの授業で、とにかく学校の先取りをやればいいみたいな空気。

とる意味ないなーと思って大手塾に変えようと相談するも(←なぜ相談した)「あー、どこも同じだからやめた方がいい」みたいなアドバイスとたまに「今日の問題間違えているようじゃそっちに行ってもついていけないと思う」みたいな軽い嫌味を言われて、結局引き止められた。

まあ、英数国はたしかに最初のうちはどこの塾予備校もインプット段階では大差ないから塾変える必要もなかったのかもしれない。

だけど、高二の後期から始まった日本史↓はそうじゃなかった。絶対に受講するべきじゃなかった

「東京で活躍しているすごい先生(私立文系大出身)がうちで教えることになった」と言われ、「日本史ハイレベル講座」(仮名)みたいのが用意されて受講を勧められる。塾長の熱い説得もあってすんなり入る。

だけどその先生がオリジナルでつくったテキストは完全に私立文系用の超細かいテキストで、絶対に東大対策のそれではなかった。

結局授業は他の私立文系志望の学生と一緒に、テキストに載っている膨大な歴史用語にひたすら線を引く作業。

その時は日本史の力(私立大型)がみるみるついているように感じて、日本史の勉強が楽しくて…あとは上で話した日本史の話と同じ。

努力する方向を完全に間違えたって話に繋がる。

ここで言いたいのは、誰か(特に塾・予備校や学校)の情報を鵜呑みにするんじゃなく自分でちゃんと調べて受験計画たてろよ!って話

じゃないと大人にうまく言いくるめられて無駄なお金を払い無駄な時間を浪費することになる。

東大受験は大手から弱小までたくさん塾予備校があり、それぞれがあることないこといろいろなことを言っている。もしかしたらこの記事もそうかも。

誰かの発言というのには必ず裏には目的があることを念頭に置いておけば、変な情報にも引っかかりにくくなる

これは受験する前のある意味世間知らずな高校生の君たちに教えておきたいこと。

この記事を読んでいる瞬間からもう情報戦はスタートしている。

くれぐれも変な情報に引っかかることのないように気をつけて欲しい。

検討を祈るよ。

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