裁判傍聴が趣味の東大生が語る得点に直結させる化学の勉強法とは?

テトラポポッド

東京大学前期教養学部理科Ⅰ類の1年生。「テトラポポッド」は、浪人時代にツイッターアカウントを作ろうとしてアカウント名を決めるときに、なんとなく頭の中にテトラポッドが思い浮かんだことが由来となっている。特に深い意味はないらしい。うぐいす君と仲がいい。

©️染平かつ


【名前】  テトラポポッド
【タイプ】 裁判傍聴タイプ
【所属】    理科Ⅰ類
【サークル】Another Vision、スポ愛BD、DP9
【二外】   スペイン語
【特徴】
裁判傍聴
→犯罪者の人生を考察したり自分の人生と比較したりして人生を学んでいる。

小学校受験
→スパルタ指導を受けて育ってきたため、冬に半袖短パンは割と普通らしいww

twitter
うぐいす君と仲良しなだけあってなかなかの影響力がある。テトラ垢→@4tetora4

裁判を機に自分の人生を見つめなおせる

趣味は写真、謎解き、裁判傍聴などですが、取り敢えず割と最近できた趣味の裁判傍聴について話しますね。

裁判傍聴とはその名の通り、実際に行われている裁判を後ろの傍聴席から無料で見学することです。僕はよく霞ヶ関の東京地裁で刑事事件を見ますね。

何が面白いかというと、罪を犯すまでに至った経緯を聞く過程で、どんな小説や映画よりもリアルな、実際に生きてきた人の人生が目の前で展開していくことです。他人の人生を高みの見物しているようで罰当たりに思うかもしれませんが、正直めちゃくちゃ面白いです笑。自分と同い年の人がアパートの一室で薬物の栽培をしていたり、優しそうなおじさんが強盗殺人をしていたりすると、自分と比較して、生まれたときから違う世界だったのか、或いはどこかで道が分かれたのかなど、色々なことを考えます。もちろん同情してしまうような事件もあります。家がなくネカフェ暮らしでお金も無くなり利用料を払えなくなってしまった人の裁判などを見ると自分の人生について考えるきっかけになりました。

小学校受験

実は僕、小学校から大学まで全て国立に通ってきたんですよ。

これちょっとしたアイデンティティになってます笑。小学校受験に付き物の、所謂お受験教育では沢山のことをやってきました。画用紙を渡されてよく飛ぶ紙飛行機を作れだとか、生きているザリガニを手づかみで捕まえろだとか、そのザリガニを裏返してスケッチしろだとか色々なことをやらされました笑。

幼稚園も少し変わったところで、一年中、もちろん冬でも男女ともに半ズボンだけ履いて上裸(当然ですが児童だけで、先生は普通に服着てます)。毎朝、アスレチックみたいになっている校庭を周回していたので小学校入学の頃にはムキムキのマッチョ。冬でも半袖半ズボンで過ごしていたにも関わらず風邪などひきませんでした笑。

とまあ、丈夫な体を持ち入学し、小学校から高校まで内部進学したわけですが、内部進学はやっぱり比較的簡単にできるのでどんどん勉強しなくなっていきました。特に小、中学校で勉強した記憶がほぼありません笑。お受験教育も机に向かってやる、the 勉強 みたいな感じではなかったので人生で初めてまともに勉強したのは高校の定期テストだと思います笑(その結果浪人して、サボってきたツケを払わされる羽目になったのですが)。いきなり大学受験をしろだなんて言われても何をすればいいのかわからないので最初のうちは効率が悪いことも沢山しました。でも今となっては良い経験です笑。

Twitterについて

浪人時代にtwitterを始めた理由は「ガチプロを見て自分のモチベーション維持をするため」です。一方、大学に入ってからは「コミュニティを広げて友達を作るため」です。そのためにはそこそこ有名なアカウントにする必要があり、自分だったらどのような人をフォローしたいか考えた結果、ネタツイによるアカウント拡大を図りました笑。twitterなど下らないと一蹴する意見もありますが、実際に僕はtwitter経由で知り合った人達と今でも仲の良い友達として遊んだりしますし、twitterをやっていなければ出会えなかった人やしなかったであろう経験もあり、コミュニケーションツールとしては非常に有用で得られるものも大きいと考えています。

夢と悩み

将来の夢について

僕は新時代の娯楽を創出していきたいです。

そう遠くない未来、人工知能の発達により私達の労働に対する位置づけが根底から変わり、余暇の時間が大幅に増えると予測しています。

シンギュラリティの先に広がる新時代で暇な時間が増えれば、その暇を潰せる娯楽を求めるのが人間というものです。僕は普段から楽しみを追求する快楽主義的な部分があるので、新たな楽しみを提案したりして社会にとって必要不可欠なものを創っていきたいです笑。
また抽象的になってしまいますが働き方の希望としては、個人の裁量が大きい仕事をしたいです。ルールが厳密なお堅い仕事よりも、ある程度好きなようにやって良い仕事の方が自分に合っているといつも感じます笑。

悩みについて

院進するかどうかですかね…。理系は特に周りの人も大学院まで行く人が多く、親もそうするよう期待しているようですが僕としてはあまり行きたくないです。就く仕事によるのでしょうが、僕は自分で研究テーマを定めてその研究をするよりも、就職して実践的な知識をつけていく方が良いのではないかと感じます。しかしやはり修士課程まで行った方が年収が高くなり、後々所得の差が出てくるのを思うとどちらを選べば後悔しないんだろうか…と迷います。

他には、これ面白そうじゃん!と思ったものは割と即購入してしまいがちなので自室にはいつ使うかわからないエアガンがあったり、マイクにカバーが付いていて部屋で気軽に一人カラオケができるアイテムがあったり、自立式のハンモックがあったりと、無限にモノが増えるので貯金と自室の面積を同時に減らしつつあります…

化学

高校化学は計算と知識だけ!

化学の問題を解いてて間違えた問題を見直す時に「どうしてその問題を間違えたのか」と「どうすれば正解できたのか」を考えると、化学で点を取るために必要なのは「計算」と「知識」の2つに分けられます。理論化学は知識で指揮を立てたら後は計算するだけだし、無機と有機に関してはほぼ知識だけで解けます。

「計算」はまずスピードよりも正確さを追求して演習しましょう。計算で間違えないようにすれば検算とかもやる必要がなくなって結果的に時間節約になりました。

「知識」は参考書とかを読んでるだけじゃやっぱりわかった気になって実際はわかってなかったこととかを見落としがちになるから、問題集を解いて間違えた部分を覚え直すのが良かった気がします。

自分専用の参考書を作れ

この覚え直す作業ですが、僕はメモ帳みたいなのを用意して一行程度で覚えるべき知識を簡潔にまとめていました。

自分に必要な知識しか載っていないわけですから、どんな参考書よりも自分にとって濃密な内容になっていますし、暇な時間に見直すだけで同じ間違いを繰り返さなくなります。

ちなみに僕はこの方法を化学だけじゃなく暗記が伴う科目全部でやってました。

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