東大理科2類について東大生が受験生目線で解説!入試から学生生活まで

学生
「東大の理科2類ってどんなところ?」「理科3類がやばいってのは知ってるけど、理2の事はぶっちゃけあまり知らない…。」

 

というような東大志望者やその保護者の方は多いのかもしれません。

 

そこで、現役の東大理科2類生の筆者が理科2類について徹底的に紹介したいと思います!

 

■この記事の信頼性
・東大理科2類の現役生が執筆
・実際のキャンパスライフに基づいて解説
・東大首席など100人以上にインタビュー経験のある管理人が監修

東大理科2類とは

東京大学では1年生はみんな教養学部に属して、2年の夏まで一般教養を学びます。この間、理系の学生(正式には理科生)は3つの類に分かれます。そのうちの1つが理科2類です

 

東京大学の公式紹介には、

「生物学、化学、物理学を中心にして生命科学・物質科学・数理科学の基礎を学び、自然の諸法則に関する探究心を養い、科学や技術と社会の関わりについても理解を深める。」

と書いてあります。

 

ざっくりとしたイメージは、物理や化学だけでなく生物も必修で学びつつ、幅広く勉強するところという感じです。それでも、やはり物理選択の方が若干楽なカリキュラムではあるのですが…。

 

前期教養のあとは、理学部・薬学部・農学部を中心に幅広い学部学科へ進学してゆきます。経済学部等へ文転する人や、医学部に進学する人もいます。また、理科3類(医学部コース)と同じクラスなのも特徴の1つです。

 

管理人
前期教養後の進学周りの話はこちらの記事で詳しく解説してます

 

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東大理科2類の基本情報

ここでは、この記事を見ている将来の受験生が気になるであろう理科2類の入試情報を簡単に見ていきます。

偏差値

進研模試で有名なBenesseマナビジョンによると、東大理科2類の偏差値は72ということです。

 

数字だけでは直感的によく分からないと思いますが、それでいいと思います。

 

なぜなら、模試によってバラバラですし、受験生が1番気にするのは判定であるからです。偏差値を把握していてもメリットは特にありません。

 

だから、自分の現在の偏差値と理科2類の偏差値を比較して「足りないから目指さない」なんて勿体無いことはしないでくださいね。

定員

東大の公式サイトによると、2020年度は募集定員532名と書いてあります。しかし、実際の合格者数は550人です。

 

募集定員よりも多くの学生が受かっていることから、入試最後の瞬間まで諦めてはいけないことがわかりますね。

 

ちなみに、募集定員よりも合格者が多い理由は辞退者などを見込んでいるからという説もあります。

合格最低点

近年の東大理科2類の合格最低点は、以下のようになっています。

満点 最低点 最低点得点率
2020年度 550 313.0 56.9%
2019年度 550 330.4 60.1%
2018年度 550 311.0 56.5%

2019年度のように合格最低点が跳ね上がる年もあるので油断は禁物です。

 

ちなみに、東大理科2類は他の理1や理3と比べると合格最低点が1番低いので、入りやすさで言えば理2がダントツですね。

 

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女子率

東大理科2類の女子率は2020年度は18.7%ですが、ふだんは20%くらいあります。

 

管理人
東大全体の女子率や他の科類の女子率はこちらの記事にまとまっています。

 

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東大理科2類にはどんな学生が多い?

ここからは東大理科2類に入学後の話をメインにしていきます。

 

東大理科2類の学生は、大きく分けると4つに分類できると思います。

生物選択組

東大理科2類の学生は生物選択者が一定数います。

 

これは、理二や理三が理一よりも生命科学をよく勉強させるカリキュラムになっている事や、農学部や薬学部といった生命に関わる学部に進振りで行く人が多いというイメージがあるからだと思われます。

 

確かに、入試では物理選択のほうが多いといえど、生物選択の人がそれなりにいます。

 

管理人
生物学オリンピックで活躍していた人もよく見ますね。

 

東大理科2類は、こういう生物系のバックグラウンドがある人たちと、物理選択組がお互いに助け合いながら勉強しています

 

リスク回避組

上で触れたように東大入試の合格最低点は、ほぼ毎年理一よりも理二の方が数点低いです。

 

そのため、工学部に行きたい(進振りの時、理二から工学部に行くには割と点数が必要)などの意思を入学の時点では特に持っていない受験生や、ボーダー付近の学力層の受験生が、少しでも合格可能性を高めようと理二を受けに来るパターンはそこそこあります。

 

あと、元々理三受けようと思っていたけど、やっぱり入試で落ちるリスクは回避して、大学に入学した後の勉強を頑張って医学部行こうと決めた人が理二来る場合もあります。

 

管理人
東大生YouTuberのスバルさんがそうですね(下の記事)

 

自己分析の結果、一発勝負の試験よりも定期テストやレポートの方が得意だと思った場合はこういう判断も良いのかもしれません。

 

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キャンパスライフを楽しみたい組

詳しくは下で述べますが、東大の1年夏までの前期教養過程では、学生は履修している第二外国語毎にクラスが分けられ、その言語によってクラスの雰囲気が結構違います

 

さらに同じ言語で比べると、この後も紹介しますが、理二のクラスはなぜか理一よりも明るくて楽しそうな雰囲気である事が多いです笑。そして、そういう情報を知っている受験生が、入学後のキャンパスライフをそういう環境で楽しみたいと思って理二に来る事が時々あります。

 

まあ、所謂リア充な大学生活を送れる人はどこにいても送れるものだと思いますが、やっぱり理一と理二三ではかなり雰囲気違いますね…。なんでなんですかね。理二三のスペイン語のクラスとか文系とほぼ同じ雰囲気です。

 

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女子

理系の中では一番多いです。とはいっても2割くらいですけど…。それでも、1割前後の理一とは歴然たる差があります。

 

特に、フランス語のクラスは1/3くらいが女子である事もあり、実質男子校とも言われる東大理系の中においては特筆すべき点と言えるでしょう。一部生徒の間では理系のオアシス等と呼ばれています。(東大理系は砂漠なのか…⁉)なぜでしょう。物理系よりも生命系に興味ある女子が多いからというのが有力説としてあります

 

 

僕のクラスには、理二の方が理一よりも女子が多いと知っていて、そっちの方が良いと思って理二に来たという女の子がいました。女子が多いという事は、それだけクラス内カップルの成立候補となる組が多いという事になり、クラス内で色々起きる事も当然あります。

 

管理人
まあ、東大生も年頃の若者なので…。

東大理科2類の雰囲気はどんな感じ?

東大理科二類の雰囲気は、先ほども説明した通り基本的に明るいです。(ただし、理一との比較に限る)理系のウェイ多めです。まあいうても東大なので、ウェイの数もウェイ度もたかが知れていますが…。

 

はっちゃけた人から大人しい人までバランス良くいて、全体として調和がとれている感じです。

 

あと、後述の通り進振りが若干きついケースが多いので、勉強もちゃんとやらないとなーという雰囲気があります

 

東大は相対評価で成績がつけらますが、だからといって蹴落とし合うような事は僕が知っている限りでは聞いた事がありません。クラス内でシケ長(試験対策委員長)が中心となって各々がシケプリ(試験対策プリント)を作り、協力し合っています。

 

東大理科2類ではどんな勉強をするの?

2020年度の履修手引きという資料を元に紹介します。理科2類の紹介というより、理系の全東大1.2年生の授業内容の概観が書いてあります。他の科類が気になっている人も参考にしてみて下さい。

1年〜2年の夏までの間で、理科2類での授業で学ぶ事は①基礎科目②展開科目③総合科目④主題科目の4つに分けられます。

①基礎科目

基礎科目とは、いわゆる必修科目、つまり選択の余地なく誰しもが絶対に受けなければならないものです。

 

外国語、情報、身体運動・健康科学実習、初年次ゼミナール理科、基礎実験、数理科学、物質科学、生命科学があります。

 

既修外国語

ほとんどの人が英語ですね。稀にドイツ語、中国語、フランス語の人もいます。そういう人たちは全科類から集められて別のクラスが作られます。

 

英語の場合、英語一列という読解系の授業・FLOWという会話系の授業・ALESSというアカデミックライティングの授業があります。

 

英語一列

ここでは最初にG1・G2・G3と入試の成績順にクラスに分けられます。G1が一番成績の良かった人達です。

 

ちなみに、筆者の代ではG1・G2はそれぞれジーワン・ジーツーと呼ばれるのに対し、なぜかG3はジーサンと呼ばれる事が多かったです。これはG3の人たちが面白がって自虐ネタとして言い始めた、単にジースリーよりも言いやすい等、起源には諸説あります。

 

管理人
こんな呼び方が広まっていますが、成績が下のクラスを見下すような風潮は全くありませんので安心してください。

 

Sセメ(Sセメスター、前期の事)の期末試験の成績でAセメのクラスがまた同じように変わります。G1→G3、G3→G1とクラスが変わる場合も普通にあります。

 

FLOW

FLOWは英会話です。英語一列と同様にレベル区分があり、6段階に分かれています。しかし、会話能力は入試では測れていないとされ、このレベル分けは自己申告制になります

 

レベル1はまじで苦手な人、レベル2.3は普通、レベル4は得意、レベル5.6は帰国子女やほぼネイティブといったイメージです。

 

入学当初はみな意識が高く、高いレベルをとりがちなのですが、後悔する人が多いです。Twitterでよく見かけます。

 

 

そうかと思えば、低いレベルのところにペラペラ喋れる奴がわざわざ来て優(その科目で上位3割以上の成績を修めたものにつけられる評定)をかっさらっていくみたいな事もあります

 

管理人
英弱からすると許せません!適切なレベル選択が求められますね。

 

ALESS

ALESSは、何か実験をして、それを元に論文を書いてみようという授業です。

 

コ■ナ禍でオンライン授業だった今年は実験ではなくアンケートを利用しました。負担が重く、みんな「ALESS辛い」「ALESSきつい」と言っています。

 

 

初修外国語

いわゆる第二外国語(二外)です。スペイン語、フランス語、中国語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、韓国語から選びます。

この言語の選択によってクラスが分かられます。

言語毎にクラスの雰囲気の傾向があります。筆者の個人的な偏見も含まれますが、一般的に

スペイン語→陽キャ・ウェイ多め(東大比)
フランス語→女子多め、明るめ(東大比)
中国語→真面目、堅い
ドイツ語→イカ東多め、男子校
イタリア語→ 特に印象なし、レアキャラ
ロシア語→変人多め
韓国語→K-POP好き多め

という印象を持たれがちかと。(イタリア語すまん…)

 

スペイン語、フランス語、中国語の3つのうちどれかを選んでいる人が多いです。

 

管理人
管理人は中国語選択でした。二外について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです!

 

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あと、入試英語の成績最上位層(大体上位1割弱くらい)だった生徒は、希望すればTLP(トリリンガルプログラム)という第2外国語を普通の学生よりも鍛えられるプログラムに参加できるようになっています。

 

中国語とかは数が多いのでTLP専用のクラスがあるらしいですが、他の言語はTLPに参加している学生もそうでない学生と同じクラスに所属し、第2外国語も同じ授業を受けつつ、TLP専用の授業は別途追加で受けるという形になります。

 

理系のTLP生は途中でこのプログラムをやめる人もちらほらいます。理系の場合、TLPの授業の成績は0.1倍に圧縮されるため、あまり成績向上に貢献しないのにも関わらず、結構負担が大きいからです。

 

とまあ色々書きましたが、こんな感じで東大では理系も第2外国語をしっかり勉強させられます。2外の授業は理系だと1年間行われます。しかも、Sセメの時は4単位もあります。他の理系科目よりも単位数が大きいのです!!(何故…)

 

よって、理系だからといって2外の勉強をさぼると進振りの時に不利になってしまいます

 

情報

パソコンを色々いじる授業です。パソコン苦手な人は強い人に教えてもらいましょう。

 

ちなみに、情報の授業では東大のiMacを使うのですが、大学生活を送る上で個人のパソコンを持っておくのは必須です。

 

毎年、生協のパソコンを思考停止で買ってしまいスペックで後悔する学生が多いので、こちらの記事を見て慎重なパソコン選びをしましょう。

 

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身体運動・健康科学実習

通称スポ身。体育の授業と考えればOKです。

 

種目は選べます。テニス、サッカー、バレー等があります。

 

運動が苦手な人や病気などで体が弱い人のため種目もあります

初年次ゼミナール

発展的な調べ学習をやります。自分の好きなテーマが選べるかは抽選で決まります

 

理系の場合、点数はつかず合格か不合格のみで成績がつけられます。

 

基礎実験

理科2類では物理実験、化学実験、生命科学実験の3種類があり、全て履修する必要があります

 

磁束密度測定して地軸の傾きを求めたり、活性化エネルギーを測定したりします。

 

生命科学実験は2年生の時に行います。優3割規定がなく、ちゃんと出席して頑張って考察書けば良い成績が望めます

数理科学

S1ターム(SセメスターもAセメスターもそれぞれ2つのタームに分けられている)は数理科学基礎という名前の科目があります。なんか妙な名前がついていますが、まあ微積分学と線形代数学をやると思っておいて大丈夫です。

 

理科2類はみんなこの科目の中間テストがあり、そのテスト休みの間文系はクラスでディズニー行ったり小旅行行ったりして遊ぶという残酷な現象が毎年発生するようですが、今年はコロナ禍のせいでそのような事は起きませんでした。

 

S2ターム以降は微積分学と線型代数学という名前になります。受験数学は好きだったけど、大学からの数学にはあまり好きでないという学生がそこそこ出てきます

 

物質科学

力学、電磁気学、化学熱力学、構造化学、物性化学があります。

 

力学

力学はSセメに授業があり、高校範囲の事も含みつつ、角運動量や慣性モーメントとかも出てきます。理科2類は生物選択の人と物理選択の人でクラスが違います。

 

電磁気学

電磁気学ではAセメに開講され、マクスウェル方程式をガンガン勉強します。これも、物理選択の人と生物選択の人でクラスが違います。力学もですが、生物選択の人のクラスのテストとかを見ると、高校物理とそっくりでした。

 

化学熱力学

化学熱力学は、熱力学+ちょっと化学現象とも絡めた学問という感じでした。8割方熱力学です。熱力学の3大法則やギプスの自由エネルギー等を勉強します。物理選択の人の方が有利です。

 

構造化学・物性化学

構造化学・物性化学は量子化学をやります。出てくる数式がめちゃくちゃ気持ち悪いです。構造化学は毎年苦戦する人が多いため、教授の間で改善策が模索されているらしいです。

 

生命科学

生化学や細胞生物学、遺伝学等をやります。なぜか物理選択も生物選択も同じ授業です。実験や化学熱力学で物理選択の方が若干有利なため、ここで調整しているのかもしれません。

②展開科目

展開科目はゼミです

 

管理人
ゼミとはそれぞれの希望する専門分野の少人数クラスみたいなものです!

 

ここで単位取らなくても進学できます。社会科学、人文科学、自然科学それぞれに色々テーマがあり、好きなやつを選べます。

③総合科目

総合科目にはたくさんの科目が用意されていて、そこから時間割と自分の興味に合わせて好きなものをとっていく形式となっています。東大の謳うリベラルアーツの一番のポイントかもしれません。

 

系列はA〜F,Lの7つあり、色んなところから満遍なく履修しなければならないルールが存在します。そのルールは最低限守らせて色んな分野を勉強させ、その上で各自の興味に従って知見を深めていくというのが東大の掲げる教養教育です。

 

ただ実際には、後期課程から所属する学部が成績によって決まるため、興味関心よりも点数の取れそうな科目を優先しがちというジレンマが存在します。逆評定なるものが売られており、それで点数の取れやすさや教授がどんな人かなどの情報が共有されているのです。

 

個人的には、自分の興味のある科目を取った方がよく勉強するようになって、結果的に点数が高くなるような気もしますが。

 

管理人
激しく同意します

 

L系列

Lが言語系で、ほぼ確実に英語中級という科目を取らなければなりません。英語中級は教授によって内容は多種多様で、哲学をテーマにした英語のビデオを予習して授業中は意見を述べあう授業もあれば、英語の小説の精読をし毎回小テストがようなものもあります。

 

管理人
管理人の場合はひたすら海外や日本のCMを見させられましたね。むちゃ楽しかったです!

 

英語中級のテーマは、自分の希望通りになるかは抽選で決まります。それに加えて第三外国語を勉強する事も可能です。

A系列

Aは思想・芸術系で、文学や哲学、思想史関連の授業が多いです。記号論理学がなぜかここに分類されていて、文系科目に全く興味ない人が進学条件を満たすためにこの科目を取る事が多いです。あとは、言語比較論とかもありました。

B系列

Bは国際・地域系で、国際関係論や地域文化論、歴史論に関わる科目が多いです。国際関係史の授業が有名なようです。東洋や西洋の古典学の授業もあり、理科2類では文系のガチプロに戦いを挑む人を時々見かけます。

C系列

Cは社会・制度系で、法律や経済、社会科学、教育科学あたりの授業が用意されています。有名なジェンダー論の授業もこの系列に分類されています。世の中には色んな考え方の人がいるんだなーと知るのには良い授業らしいです。

 

D系列

Dは人類・環境系で、とにかく色んな科目があります。脳科学系が人気あります。ツイ廃の教授もいます。

E系列

Eは物質・生命系で、物理や化学、生物、地学の大学バージョンといった感じです。相対論とかはガチプロが異次元のレベルで優争奪戦を繰り広げると聞いた事があります。アドバンスト理科といって、選抜試験で20名程度に数を絞り、発展的な講義や実習を行う科目もあります。この科目には優3割規定(80点以上の成績がつくのは上位3割まで)がありません。

F系列

Fは数理・情報系で、数学や統計、プログラミングの授業が並んでいます。常微分方程式やベクトル解析は必修授業ではなく総合科目にあります。プログラミングも色々あり、Pythonを使うものあればRやJavaを使うものもあります。

 

理系だと、EやFに興味が偏る人も多いのですが、A〜Dのうち2系列にわたって単位を履修しないといけなく決まりになっています。こんな感じで、理科2類(というか東大理系)は文系科目も割と勉強します。

主題科目

課外活動に近い感じの授業が並んでいます。最先端学問に触れるものや国際研修みたいなガチなやつもあれば、出席登録さえすれば単位が来るような授業もあります。

 

東大理科2類のメリット

以下では全体のまとめとして、東大理科2類のメリット・デメリットや向いている学生の特徴などを述べていきます。

 

早速メリットとしては、まず、先程述べた雰囲気でしょう。青春コンプレックスにはなりにくいのかもしれません。また、生物・医薬分野の人脈ができるところも良いところだと思います。

 

あと、進振りで医学部へは比較的行きやすいです。東大医学部行きたいけど理三入試の一発勝負はちょっとやめて、定期テストとレポートで戦いたいと思うなら理二に来ると良いと思います。

 

 

理一や文系から医学部へ行こうと思ったら平均点90点以上と化け物みたいな成績が必要ですが、理二からだと枠が多いため80後半でいけます。(それでもめちゃくちゃ高いですが…)というか、進振りで医学部行くの難しすぎですね。

 

理三受かる方が運要素も少なく簡単とか言われる事もあるくらいです。

東大理科2類のデメリット

次に東大理科2類のデメリットです。

 

1つ言えるのは、進振りが理一に比べて不利になりがちという事です。理学部や農学部とかは変わりませんが、工学部行きたいなら絶対理一受けた方が良いです。

 

進振りに必要な基本平均点は必修科目の教授ガチャの影響を受ける事も結構ありますし、レポートとかよりも1発テストの方が得意なら、合格最低点が高いといっても数点しか変わらない理一を受けた方が、理二で1年半意識高く保つよりも難易度は低いという場合も多いでしょう。

 

あと、これは受験生にあまり知られていないようですが、薬学部行くのに必要な点数も理一の方がほぼ確実に低いです!

 

管理人
え!?理2といえば薬学部のイメージがありましたが…そうなんですね

 

これはなぜかというと、薬学部へ行ける枠の数は理二の方が理一よりも多いのですが、薬学部は理二ではめちゃくちゃ人気なのに理一では元々理工学部に興味がある人が多いせいで全く人気がないため、結果的に理一から行くのに求められる点数が例年大分低くなっているからです!(理二にとって不条理すぎる笑)

 

これ、まじで覚えておいた方が良いです。

 

もしかしたらこの記事を多くの受験生が見た影響で、薬学部志望の理一が増えて点数が高くなる…なんて事もあるかもしれませんが笑。

 

このように、理二は理一に比べ進振りの難易度が同じ条件か、もしくはそれよりも高くなりがちで、理二の方が有利なのは医進くらいだったはずです。

 

 

あと、理2のデメリットを挙げるとしたら、学力最上位層(いわゆるガチプロ)が理一よりもかなり少なめなことですかね。

 

下〜ちょい上あたりの層はどちらも同じ感じなのですが、トップ層の厚さは理一の方が断然分厚いです。理二はだいたい生物学オリンピック勢と理三から志望を変えた人達が中心ですが、理一はその他にもいろいろいるイメージがあります。恐らく、学力上位層でかつ生命系もありだなと思っている子たちが理三に行ってしまうからだと思われます。

 

まあどちらにしろ、理三も同じクラスにいるため、直ぐ近くにガチプロがいる環境は理一でも理三でも変わりません。なので、身近にすごい人達がいる環境で刺激受けたいという人もそこは安心してください。

結論!東大理科2類はこんな人におすすめ

生物選択・生命科学に興味がある東大受験生

理三入試は受けない事に決めたけど進振りで東大医学部に行きたい人

明るめの雰囲気の環境で駒場生活を過ごしたい東大志望の理系受験生におすすめです!

 

該当する方はぜひ来てください!

おまけ!東大理科2類に入るには

共通テストで9割前後を目指し、足切りを確実に突破したあと東大入試で理科2類を受けてください!

 

もし一次の点数や私大入試の結果が振るわなくても引きずらず、東大対策に集中して本命の勝負で力を発揮すべく準備しましょう!私大は形式に癖があるためそれに慣れないと力を発揮できない事も多いです。落ちたけど東大は受かったなんてケースもよく聞く話です。

 

切り替えらず落ち込みすぎるのが一番良くないです。かといって、滑り止めに合格しても慢心しないように。

 

あくまで目標は東大入試!!最後の瞬間まで自己分析と改善を続けて、合格を勝ち取りましょう!

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