【東大受験】共通テストから二次試験までの東大入試対策(全科目)を現役東大生が徹底解説

東大受験対策の完全版記事を書いてみました。

 

この記事をご覧いただければ、共通テストから二次試験までの東大入試対策が文系・理系ともに科目別で手に取るようにわかります。他のサイトではなぜか文系だけしか解説していなかったりと手抜き記事が多くみられるので、本記事ではどちらの学生も参考になるように書いてみました。

 

この記事だけでも十分な東大受験対策をすることができるようになっているので、是非最後までご覧ください。また、他の関連記事のリンクも多く貼っているので時間をかけて本サイトで東大入試の研究を行ってくださいね。

 

それでは早速いきましょう。

【確認】東大の入試情報

東大受験を考えている方は詳しいと思うので飛ばしてもらって構いません。

入試科目

東京大学の入試は共通テスト二次試験の2つからなっています。

 

共通テストでは文系理系ともに、英語(リスニングあり)、数学ⅠA・数学ⅡB国語(現代文・古文・漢文)を解かなければなりません。

 

文系は社会科目を日本史・世界史・地理の中から2つ、理科を主に物理基礎・化学基礎・生物基礎の中から2つ選ばなければなりません。
理系は理科を物理・化学・生物の中から2つ、社会は地理を選ぶ人がほとんどです。

 

二次試験では、文系理系ともに英語・数学・国語を受験します(数学と国語は文理で問題数や内容が異なる)。そして、文系は社会科目を2科目選択する必要があり、理系は理科を2科目選択する必要があります。下でそれぞれどんな選択の仕方があるのか確認しましょう。

文系の選択科目

文系は社会科目が日本史・世界史・地理の中から選択できます。多くの受験生が共通テストと同じ科目を使いますね。

 

最もコンビの良い組み合わせは世界史&地理で、次に世界史&日本史日本史・地理の順です。筆者は世界史&日本史と割とヘビーな組み合わせでしたが、入学後にこの組み合わせで受験し合格する学生が多いことを知り驚きました。

 

負担少なめ効用高めを狙うなら世界史・地理が良さそうです。世界史・日本史は歴オタが多いイメージですね。

 

他のサイトで「組み合わせは学校に合わせるといいでしょう」などと書いてある記事をみたのですが、やめておいた方がいいです。自分が好きな科目でいくべきだと思います。好きでもない科目をただ「学校でやっているから」という理由で受講して相性が合わず悲惨な結果になるほど悲しいことはありません。自分が学びたい、または得意な組み合わせでいきましょう。

理系の選択科目

理系の理科はほとんどの学生が物理・化学・生物の中から選択します。特に物理・化学が多いです。

配点

共通テストは110点換算で二次試験は440点の合計550点満点となっています。

 

下の方でも解説しますが、東大は共通テストに重きを置いていないのでこのような配点となっているのです。

文系の科目と配点

文系の科目と配点をわかりやすい表にしてみました。(日本史・世界史選択の学生の例)

総合 共通テスト 英語 文系数学 国語 日本史 世界史
550 110 120 80 120 60 60

理系の科目と配点

理系の科目と配点をわかりやすい表にしてみました。(物理・化学選択の学生の例)

総合 共通テスト 英語 理系数学 国語 物理 化学
550 110 120 120 80 60 60

合格者最低点

東大合格者最低点はどのようになっているのでしょうか?550点満点で文系・理系ごとにみていきましょう。

東大文系

科類 2018 2019 2020
文科一類 355.0 351.8 343.9
文科二類 350.6 358.1 337.6
文科三類 343.6 342.7 338.9

2020年の東大文系合格者最低点は文科一類が343.9点、文科二類が337.6点、文科三類が338.9点でした。

 

東大文系は文科一類が最難関なのですが、2019年は文科二類の合格者最低点が最も高い異例の年となりました。

 

これにはツイッター上でも大きな話題になってましたね。

東大理系

科類 2018 2019 2020
理科一類 319.2 334.7 320.7
理科二類 311.0 330.4 313.0
理科三類 392.3 385.4 385.6

2020年の東大理系合格者最低点は理科一類が320.7点、理科二類が313.0点、理科三類が385.6点でした。

 

理3は何回見ても点数がレベチですね〜。

合格者最高点(東大首席)

天下の東京大学に首席合格する学生の点数を見てみましょう。

 

以下では2018年から2020年のデータをみていきます。

 

歴代東大首席合格者の情報を網羅した記事はこちらとなります。興味のある方はご覧ください。

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当サイトでは、2016年入試の東大文系首席合格者かんじじいさん(男性)と2018年入試の東大理三首席合格者ひなさん(女性)にそれぞれ独自取材した際の記事を掲載しているのだが、その他の年度の歴代首席合格者の情報にもニーズがあることがわかったた[…]

東大文系

科類 2018 2019 2020
文科一類 454.3 453.3 450.9
文科二類 451.8 457.7 442.5
文科三類 433.3 427.6 419.8

2020年の東大文系合格者最高点は文科一類が450.9点、文科二類が442.5点、文科三類が419.8点でした。

 

ちなみに東大勉強図鑑には2016年東大文系首席かんじじいの勉強法の記事がありますので、興味のある方はクリック!

2016年東大文系首席かんじじいの勉強法とは!?

東大理系

科類 2018 2019 2020
理科一類 459.0 455.7 475.7
理科二類 409.0 431.4 449.3
理科三類 489.3 497.9 492.2

2020年の東大理系合格者最高点は理科一類が475.7点、理科二類が449.3点、理科三類が492.2点でした。

 

まさに神々の闘いです。

 

ちなみに、2018年東大理3首席の美女をインタビューした際の記事があるので、興味のある方はこちらの記事もチェック↓

東大理3首席美女の勉強法とは?

東大合格に必要な勉強時間

よく「○○合格に必要な勉強時間は〇〇時間」とか言われますが、あれははっきり言って無意味です。

 

情報弱者を煽るためのナニカでしょう。なんの参考にもなりません。まず開始時期も人によって異なりますし、いつから本格的に東大の対策をするかも人によってバラバラです。

 

しかし、わざわざ見出しを用意して何も答えないわけにもいかないのでここではあくまでもという話でいきましょう。

 

東大に合格する人はだいたい高校1年生の頃からしっかりとやることやって勉強している学生が多いです。部活動をに所属している学生でも(学校の授業時間を除けば)平日は1日3時間、休日は5時間は勉強していると思います。ちなみに筆者はガリ勉だったので高一のころから平日は5時間、休日は10時間くらい勉強していました。

 

だから本当に人によってバラバラだと思います。

 

ただ、さすがに受験生にもなるとみんな1日15時間とか勉強しています。

 

そして、理3に合格する「天才」も合格点ギリギリで東大に合格する学生もみんなに共通しているのは、東大合格者はみな気の遠くなるような時間勉強しているということでしょう。

 

東大は少し勉強したくらいじゃ絶対に合格しません。それだけは知っておいた方が良いです

東大受験生の共通テスト対策

今年度から始まる「大学入学共通テスト」通称「共通テスト」の対策はどうすればよいでしょうか。

 

センター試験同様に圧縮のしくみがあるらしいですが、東大入試における「圧縮」とはなにかから説明していきましょう。

圧縮のしくみ

東大は共通テストに重きをおいていないので、素点900 点を110点に圧縮して換算し、2次試験の点数に加えて合否判定をします。

 

詳しくはこちらの記事に書いてあるので、圧縮の仕組みをよく理解していない受験生や共通テスト対策の詳細を知りたい受験生は必ずみておきましょう。

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対策開始時期

共通テストの対策で重要となってくるのは、文系だったら理科基礎科目、理系だったら地理でしょう。

 

これらは早期対策をしておかないと東大二次対策の足を引っ張ることになるので、どんなに遅くても高3の夏までには体系的に学んでおきましょう。共通テスト直前期は復習と演習に時間を割く感じで完成形にもっていきます。

 

その他の科目の対策法はこちらから確認しましょう。

足切りについて

センター試験のときは例年学科によって「足切り」という制度が設けられていました。(足切り精度は共通テストにも引き続き適用されるはずです。)

 

これは簡単に言うと、共通テストである一定以上の点数を超えないと東大二次試験の受験資格を与えないという制度です。

 

しかし、東大に合格する人はほとんど足切りの心配はしなくて大丈夫ですので、共通テスト本番はマークミスだけしないように気をつけてくださいね。

東大2次試験科目別対策

共通テスト対策の確認ができたところで、東大二次試験の科目別対策法を確認していきましょう。

東大英語

東大英語は120分の試験ですが、とにかく時間が足りません。ですので、単語・文法は完璧にしてから臨みましょう。本番に「うーんこの単語みたことあるな〜でもなんて意味だっけ」なんて立ち止まって考えている暇はありません。東大英語に問われるのは、単語・文法・英作文・リスニング・長文読解と総合的な英語力が問われます。日頃からバランスよく勉強しておきましょう。

東大英語の詳しい対策方法はこちらの記事で扱っています。興味のある方はチェック。

東大文系数学

東大文系で一番差がつくのが文系数学です。苦手な人はずっと苦手、得意な学生は満点近く得点してきます。東大文系受験生で数学に苦手意識を持っている学生は過去問研究をしっかりして頻出分野に山を張って対策をするのも手段の一つです。数弱東大文系受験生のための劇薬的勉強法を東大文一合格者の東大生が以下の記事で語っているので、東大文系数学にに苦手意識を持っている受験生はみるとよいでしょう。

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一方、東大文系数学を得点源にしたい学生はこちらの記事がオススメ。東大数学満点の東大美女が勉強法を語っています。

・東大数学満点の秘訣を東大美女OGが解説

東大理系数学

理系数学は1日目最終科目で理系の合否を左右する重要な科目です。

 

しっかり解くことができれば合格まで一気に近づきます。

 

こちらの記事で東大理系数学満点合格者が勉強法を語っているのでチェックしておくとよいかもしれません。

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東大現代文

東大現代文は文系理系ともにあまり差がつきません。みなそれなりの点数をとってきます。対策としては第一問の大論述の練習をしっかりしておくことでしょうか。

東大古典

東大古典は文系にとっては得点源、理系にとっては差がつく1問となるでしょう。

東大古典の文章の難易度はそこまで難しくありません。が、現代文と同じで論理力が必要です。

裏を返せば、古文単語と文法・句法をしっかりと習得しておけば、それなりの論理力がある東大受験生ならばある程度の得点をすることが可能な科目となります。

以下の記事で東大古典の具体的な対策法とオススメ参考書を紹介しています。興味のある方はぜひご覧になってください。

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東大日本史

東大日本史は東大入試らしさが詰まった問題です。

その場で資料を分析し自身が持っている日本史知識と組み合わせる実戦力が試されます。

私文日本史対策のような細かい知識を覚えるというよりかは、日本史全体の流れや歴史的意義・結果などをしっかり理解して覚えておくとよいでしょう。

こちらの記事で東大日本史対策を徹底解説しています。日本史選択者は自身の勉強法が間違っていないか確認しましょう。

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ただ、東大日本史は独特故に人によってはむちゃくちゃ相性が悪いと思うので、こちらの記事で克服方法を読んでおくといいかもしれません。

東大日本史と相性が悪い受験生がやるべき勉強法

東大世界史

東大世界史は、

・大論述
・小論述
・一問一答

の3問構成です。

 

東進の荒巻先生曰く「東大世界史の第一問は受験生じゃ真に理解して解くことは無理だから、点数がくる解答を置いてくるだけで良い」とのことなので、対策をするのならば第二問・第三問で点数を落とさないように東進の一問一答集をやりこんだり、山川の世界史教科書を読み込んだりするのがよさそうです。

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東大地理

東大地理は基礎問から構成されているため、教科書ベースの学習が必須です。東大日本史のように初見の資料をその場でとく力も必要ですが、それにはやはり基礎知識力が問われます。

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東大物理は基礎的な問題が多いですが、ここで言う基礎的は簡単と言う意味ではありません

 

入試で問われる基礎力をつけるためには日頃から難しい問題で基礎力を養成する必要があります。

 

なんのことやらと思っている受験生はこちらの記事を読むと良いでしょう。

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東大化学を攻略するコツは、いかに高精度で問題を正答しにいくかや逆に何分かけて解らなかったらその問題を斬るかなどの取捨選択能力を身につけることでしょう。

 

東大化学は計算ミスをしやすいので、物理で時間を使いすぎて焦ってミスが多発することは避けるようにしたいところです。

 

こちらに今年合格したばかりの理系東大生が書いた東大化学対策完全版記事がありますので、東大化学対策法を知りたい人は見てみてください。

 

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